更新が出来なくてすみませんでした。

え〜

決算月だったのと、GPSトランのHPのリニュアルが迫っているのと、調査が重なっていたのとか、いろいろ言い訳がありますが、決算は終わりましたので、少し落ち着くと思います。

今年も赤字でしたが・・・

それにしても、世の中怖い人ってまだまだいるもんですね。

僕が気を抜いていたのもありますが、突然、火のついたタバコを目に押し付けようとする人がいまして・・・

避けたのですが避けきれず、顔に「ジュ〜〜!!」と押し付けられてしまいました。

その時はたいした事ないと思って、治療とかしなかったのですが、その場所がクレーターのようにボッコリ凹んでしまったんですよね。

今はだいぶ盛り上がってきたのですが、これって、跡は残ってしまうのだろうか・・・

仕事柄、目立つのは厳禁なので、目立たなければいいのですが・・・

美しい顔に傷をつける人は嫌いです。

え?

その人はどうなったかって?

その人の事は嫌いになったので、もちろん僕のやり方で・・・

まあ、そんな感じです。

それでは・・・

「夫の浮気に制裁を 15」

よろしくお願いします。


僕はカメラを取り出し、二人が乗った不動産の車の撮影に入る。

「お客さん〜いいカメラ持ってますね。」
「さすが探偵さんだ〜。」

運転手は、先ほどと態度が変わり、媚を売るような話し方をし始めた。

だが、その方が都合がいい。
金を払うまでは、言う事を聞いてくれるだろう。

タクシー乗車の尾行や今回のような不動産の車の尾行は、対象者は後部座席に乗車するので、尾行は比較的やり易い。

運転手と違い、バックミラーを見る事は無く、後ろを振り向いてまで後続車を確認する事は、ほとんど無いからだ。

僕は不動産のホームページを探し、掲載物件を確認する。

チェーン店の不動産だ。
管轄は決まっているだろう。
それほど、遠くには行かないはずだ。

見失った場合は、進行方向と掲載物件から当たりを付けて向かうしかない。

雄太とひとみは、ネットで確認し不動産に出向いたはずだ。

二人の生活レベルからして、安いアパートとかではなく、それなりのマンションにするはずだ。

僕は不動産の検索から、家賃相場を高めに設定し、向かっている方角の物件の確認に入る。

しかしその時・・・

「あ〜お客さん。赤信号で捕まってしまいました。」
「あの車はそのまま行ってしまいましたよ〜」

前を見ると、赤信号の先に不動産の車が移動するのが見えた。

運転手の自分は悪くないとの言い訳のような話し方に、思う事はあったが、素人に言っても仕方がない。

僕はカメラの望遠を光学ズームからデジタルズームに切り替え、モニターで不動産の車を追い続けた。

デジタルズームは望遠しすぎると撮影では画像が粗くなってしまうが、こういった状況ではかなり役に立つ。

「・・・・・・・・・。」
「三つ先の信号を右折するようです。」

「お客さん〜すごいですね。」

運転手はニヤニヤと僕の顔を見て笑った。

「・・・・・・・。」
「運転手さん。青になったら、急いで三つ先の信号を右折して下さい。」
「また、曲がられたら見失います。」

「分かりました・・・」

僕の声が怖かったのか、真剣だったのかは分からないが、運転手はニヤニヤ顔を止め、素直に返事をする。

信号が青になり、タクシーはかなりのスピードで三つ先の信号に向かい右折した。

目視とカメラで、不動産の車を確認する。

「・・・・・・・・・。」
「・・・いない。」

車は何処にもいない。

「くそ!!失尾した!!」

思わず声を出してしまった。

すると運転手は・・・

「お客さん〜多分どこかで左折したと思いますよ。」
「右側に入るなら、二つ目の信号を右折した方が早いんで〜」

確かに・・・
タクシーの運転手は道のプロだ。
ここは、運転手の言う事を素直に聞くべきだろう。

「分かりました。それなりの広い道で左折して下さい。」
「運転手さん。左側の町名は分かりますか?」

「分かりますよ〜 左に入ったらすぐ山中町です。」

「山中町・・・」

僕は、不動産のホームページから山中町のマンションを検索する。

「・・・・・・。」
「あった・・・」
「それも、一軒だけだ。」
「あの二人が選びそうなマンションだ。」

しかし、物件には番地までは記載されていない。
僕は運転手に、物件の写真を見せた。

「運転手さん。このマンション見覚えがありませんか?」

「あ〜このマンションなら、ここから300メートルぐらいの場所にありますよ〜」

よし!!

「運転手さん。そこにすぐに向かって下さい。」
「それと山中町の先の地名は分かりますか?」

「その先は、川島町になりますね〜1キロ先ぐらいからです。」

僕は、山中町のマンションがハズレの可能性も考え、さらに先の物件の確認に入る。

その時・・・

「あ!!」

運転手が突然大声をあげた。

「不動産の車止まってますよ。」

前を見ると、山中町のマンションのエントランスに不動産の車がハザードを出して止まっているのを確認した。

よし!!
見つけた!!

僕はすぐに、マンションエントランス周辺の確認に入る。

「運転手さん。あの車を通り過ぎて、左にある月極の駐車場の道路側が空いているので、そこに止めて下さい。」

「え!?人の駐車場ですよ。」

「責任は持ちます。」
「お願いします。」

「・・・分かりました。」

運転手はしぶしぶ了承し、月極の駐車場に向かう。

不動産の車の横を通り過ぎる時、横目で車内を確認する。

「・・・・・・・!!」

まだ二人は乗車している!!
チャンスだ!!

僕はカメラを取り出し、リアガラスから撮影に入る。
ちょうど、タクシーが月極の駐車場に停車した瞬間・・・

二人と不動産の男が降車するのを確認した。
車は路上駐車するようだ。
雄太とひとみが腕を組んでエントランス内に入るのを撮影し、不動産の男を撮影し、不動産の車を撮影し、マンションの撮影をする。

このマンションの物件案内があるのは、部屋番号までは記載されていないが、5階1件のみだ。

「運転手さん。確認しに行きます。」
「ここで待っていて下さい。」

ドアを開けてもらい、急いでエントランスに向かう。
エントランスを覗くと、運よくエレベーターが正面にあった。
何階に止まるのか確認出来る。

三人はエントランスにはいない。
エレベーターは動いている。
乗った後か?

少しすると、エレベーターはやはり5階で止まった。

5階で止まった瞬間・・・

僕は、少し離れた古びたマンションに走り出した。

部屋番の特定をしたい。
しかし、5階だと下からの確認は難しい。

マンションから離れているが、オートロックが無さそうな、古びた4階建てのマンションを先ほど周辺を確認した時に見つけていた。

そのマンションの階段から監視出来そうだ。

そこに急いで向かう。

古びたマンションは、予測通りオートロックは無い。
階段から4階まで上がり、マンション5階を確認する。

このやり方は、通常以上に緊張する。
住人とばったり会ったら通報ものだ。

5階ベランダ側で、電灯が点いていないのは4部屋だ。
時間的に入室している事も頭に入れ、5階の部屋を確認する。

少しすると・・・

向かって右から2部屋目の部屋の電灯が点いた。

カメラでその部屋を望遠で確認する。
デジタルズームでしか撮影が出来ない距離だ。
画像も証拠として使えないぐらいかなり粗いが仕方がない。

しかしカーテンが無いのは確認出来た。
間違いない。
空き部屋だ。

少しすると、角度的に頭部分しか確認出来ないが、三人の人影が窓側から外を覗きだした。

雄太とひとみ、それと不動産の男だろう。
夜景でも見ているのか。

部屋の間取りは3LDKだ。
家賃もかなりする。

女一人で住む部屋ではない。
やはり二人で住む部屋を探しているのだろう。

雄太は・・・
やはり真紀さんと翔太を捨てる気だ。

「・・・・・・・・。」

真紀さんと翔太の苦痛の顔が目に浮かぶ。
翔太が真紀さんを必死に守っている姿が目に浮かぶ。

「・・・・・・・。」

おまえら・・・
今は幸せに浸っていればいい・・・
だが、それもあと僅かだ。

絶対俺が・・・

追い詰めてやる!!


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