ちょっと更新が滞ってしまいました。

すみません。

暫く東北で調査をしていました。

東北では、往復1750キロほど走行し、その前の調査が四国で、その前が北陸方面だったので、3週間ぐらいで5000キロ以上を走行し、いつもお世話になっているガソリンスタンドで、オイル交換をお願いしたら、「全国に旅でもしているんですか?」と言われてしまいました。

オイル交換のサイクルが異常に早いそうです。。

ところで!!

今回東北で調査をしていたところ・・・

あまりにも存在感がある物体に遭遇しました。

それがこちらです。

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住宅街から突如現れた、巨大観音像・・・
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あまりの存在感に圧倒され・・・
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思わず見続けてしまいました。

御身丈100メートルだそうです。

近くで住んでいる方は、どのような気持ちで住んでいるのか、気になる所ですが、毎日見ていたら、当たり前の存在になるのでしょうね。

それでは・・・

「夫の浮気に制裁を 14」

よろしくお願いします。


僕は少し離れた場所で、監視を開始した。

不動産の店舗はガラス張りで中の様子が良く分かる。

店舗内の様子を撮影する。

ひとみはワンルームマンションで暮らしている。

マンションは築二年とまだ新しく、会社からもそれほど離れていないので、不便さはないだろう。

だとしたら、二人で来ているという事からも、二人が住む場所を探しているというのが自然だ。

依頼者には、基本的にその場、その場の状況を説明するようにしている。

しかし・・・

昨日の真紀さんの状況からすると、今この事実を話すとまた、不安定になるだろう。

雄太が帰宅してから、真紀さんは我慢できずに、話してしまうかもしれない。

「・・・・・・・。」

今は、言わない方がいいな。

明日の朝、雄太が出勤してから話すことにしよう。

過去に、依頼者が我慢できずに話してしまった事は多い。

浮気の事事態は話さなくても、浮気をしていた日に、今日は何処にいたのかを聞いて、仕事で残業だと答えた夫に、「本当はどうなのかしらねぇ〜。」と意味深な発言をした依頼者がいた。

浮気をしている側は、多かれ少なかれ警戒をしている。
浮気をしている側は、バレていないか様子を伺う事も多い。

その一言から、対象者の夫は次の日から辺りを見渡すようになってしまった。
警戒心バリバリの夫に変貌してしまった。

依頼者は今まで、証拠がなく、浮気を疑い聞いてもはぐらかされ、逆に怒鳴られ、バカにされていた。

やっと浮気を押さる事が出来、今まで問い詰めてもはぐらかされ、バカにされ続けられていた悔しさ、口惜しさや、自分が正しかったとの優越感から、見返したいとの思いから、嫌味を含めて言ってしまう依頼者の気持ちは分かる、

しかし、浮気をした日に、そのような事を聞くのは、こちらは本当の事を知っていると教えるようなものだ。

言いたい気持ちは分かるが、そこで我慢できるか出来ないかで、大げさでなく運命が変わる事もある。

先に行ったポイントカードも、それだけの証拠だけで問い詰めても、本人が自白しない限り、どれだけ裁判で頑張っても勝つ事は出来ない。

弁護士もそれだけの証拠では、受任する気にもならないだろう。

その目先のポイントカードは、すぐに使うのではなく・・・

逆に見つけた事をチャンスと考え、それをきっかけに、他にも勝てる証拠を集めないといけない。

勝ちたい、見返したい、絶対に許せないと、負けん気が強い人ほど、中途半端な証拠や、話してはいけない段階でも我慢できずに話してしまったり、中途半端な現場に突入してしまい、結果負けてしまう事もある。

勝ちたいのであれば、知らないふり、騙されたふり、バカなふりをしながら、普段通りの姿を見せ、裏で着々と証拠を集めないといけない。

今まで我慢した日々は、必ず後で報われる。

その時が来たら、100倍にして言ってやればいい。言い返してやればいい。問い詰めてやればいい。


20時34分

店の男と一緒に、二人は出てきた。

尾行体制に入る。

が・・・

店の男が二人に話しかけると・・・

二人を店先に残し・・・

小走りで南方に移動していった。

店の男は右手に、銀色の小さな物を持っていた。

「・・・・・・!!」
「ヤバい!!」
「車を取りに行ったんだ。」
「今から、物件の下見に行くつもりだ。」

慌てて辺りを見渡す。

いない。

近くの交差点まで小走りで移動し、辺りを見渡す。

いた!!

信号待ちをしているタクシーだ。

空車の表示も出ている。

僕は窓をたたき、タクシーに飛び乗った。

僕は落ち着いた声で、運転手に話した。

「信号が変わったら、そこを左折して下さい。」

「分かりました。」

信号が変わり、タクシーは左折する。

「すみません。ここで少し止まって下さい。」

「・・・はい。」

タクシーの運転手は、訝しげに返事をしながらも、ハザードを点滅させ停車した。

二人は店先で親し気に会話をしている。

少しすると・・・

不動産の名前の入った車が、店舗の前に停車した。

二人が乗り込む。

「運転手さん。」
「前の不動産の車の後をついて行って下さい。」

「え??どういう事ですか?」

運転手は後を振り向き、僕の顔を見て言った。

・・・外れだ。

タクシーで尾行をする場合、運転手の当たり外れで調査の成功率が変わる。

尾行を上手く出来るかも重要だが、10人中8人は、疑わしいと感じたとしても、顔に出さず尾行をしてくれる。

ただ、そこから最後まで尾行出来る確率は、三割もない。

タクシーでの尾行は、どうしても成功率が低くなってしまう。

また、尾行以前の段階で、今回のように明らかに不審者を見るような目で、聞いてくる事がある。

強引に尾行をさせても、トラブルの原因になる。

わざわざ運転手が、相手の車まで行き、不審者が尾行しようとしていると、言ってしまった話も耳にした事がある。

運転手を見るが、特に正義感があるタイプには見えない。

年齢は60代半ば。

どちらかと言うと、卑屈なタイプに思えた。

運転席近くに置いてある、古びたペットボトルを見ると、ジュースのペットボトルだが、節約なのかお茶が入っていた。

毎日、自分でお茶を入れているのだろう。

金銭面で裕福だとは思えない。

「・・・・・・・・・・・。」

時間がない。

僕は財布から一万円を取り出して言った。

「僕は探偵です。」
「法的に、正当性のある調査をしています。」
「あの車を尾行するだけで、料金とは別で貴方個人に、5千円支払います。」
「あの不動産の車は、数件物件を見る可能性がありますが、最後まで尾行出来たら、もう5千円、合計1万円を貴方個人にお支払いします。」

「え!?」

運転手は驚いた声をあげた。

「無理なら、別のタクシーを探します。」
「どうしますか?」

運転手は少しの間無言だったが、急にニヤニヤと笑い出した。

「お客さ〜ん。探偵なら探偵と先に言って下さいよ。」
「びっくりしたじゃないですか。」
「あの車ですね。」
「まかせて下さい。」

「・・・よろしくお願いします。」

不動産の車が動き出した。

20時38分

尾行を開始する。


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