え〜〜

ご無沙汰していました。

今回で、「黒田を阻止せよ!!結婚式まで後5日」は完結となります。

更新が滞ってしまっていたのに、最後まで見捨てずに見守って頂き、本当にありがとうございました。

今回の話の後の、数年間の波乱万丈な出来事は・・・

話せるようになりましたら、書きたいですが、大人の事情があるので、何時になるかはお約束が出来ないです。

すみません。

ただ、その数年間の出来事があったからこそ、今の僕が存在している、人生の分岐点になった時代でした。

次は名古屋に来て、個人で探偵事務所を構えてからの事を書きたいと考えています。

黒田の時のような派手な内容ではないですが、お子さんのいる主婦の、夫の浮気調査から、協議、調停、裁判、その後まで関わった内容となります。

次回からの内容は、浮気をされている人や、今後、浮気をされた人が僕のブログにたどり着き、「離婚バイブル」として参考になるような、弁護士の立場では言えないやり方や、戦略、嵌め方、騙し方等、僕のやり方をさらけ出す内容だった為、具体的には書かなかった事を、詳しく書いていきたいと考えています。

また、浮気をされた方の、離婚までの流れも参考になると思います。

また、更新が滞りがちになってしまうかもしれませんが・・・

よろしくお願い致します。

それでは・・・


黒田を阻止せよ!!結婚式まで後5日(完)


僕は橋田との約束を実行に移す為、さっそく行動をしました。

会社には辞表を提出し、急遽退職する事にし、アパートや光熱費なども解約手続きをしました。

休みの日に、600キロほど離れた町に行き、不動産屋で一番安いアパートを探し契約をしました。

この町に移り住むつもりはなく、住民票を移す為の場所として、この地を選びました。

住んでいるアパートのテレビや机などの家財は全て処分し、衣類や、今までバトルで使っていた機材など、車に積めるだけの最低限まで荷物を減らしました。

3件の依頼は、AやBにはお願いせず、一人で何とか完結させました。

怒涛の如く、一日一日が消えていきました。


約束まで後二日・・・

ある程度、目途が付き・・・

僕は、AとBを飲みに誘いました。


A「トランが奢るなんて、雨が降るんじゃないか?」


僕「いや・・・今日は朝から雨が降ってるけど・・・」

僕「それに、たまには奢っているよな。」


B「三人とも、明日は休みだから気兼ねなく飲めるな。」


A「よっしゃ〜今日は飲みまくるぞ〜〜!!」

A「なんて言っても、トランの奢りだからな〜♪」



僕「ああ、今日は何を頼んでも、怒らないからいいよ。」


A「さすがトラン様!!太っ腹〜!!」

A「今日は、高い順から注文しよっと♪」



店に着きました。


僕「ここだ。予約してあるから。」


A「・・・・・・・。」

A「なんか・・高そうな店じゃね??」



B「本当だな。」


僕「まぁ〜いいから、いいから。」


店に入り、個室の席に案内してもらいました。


A「なんか、こういう高い店だと落ち着かないな・・・」


B「確かに・・・」


僕「今日は、懐石料理のコースを頼んでいるけど、他に食べたいものがあるなら頼んでいいし、お酒も何でも頼んでいいよ。」


A「ど、どうした!!トラン!!」

A「熱でもあるんじゃないのか!?」



B「トラン。さすがにこれは悪いよ。」

B「奢りはいいよ。割り勘にしよう。」


A「え!?」

A「お、奢りだと聞いてたから、き、今日は持ち合わせが・・・」



僕「あ〜〜もう!!」

僕「気を使わなくていいよ。」

僕「臨時収入がはいったから、パーッと使いたいだけだから。」

僕「それに、今までかなり迷惑かけたし。」


B「・・・・・・。」


A「そっか〜♪」

A「そういう事なら、遠慮なく奢ってもらおう〜♪」



B「トランがそこまで言うなら、奢ってもらうよ。」


僕「よし!!乾杯しようか。」


A「俺、日本酒がいい♪」


僕「分かった、分かった。」



日本酒を一本頼み、僕らは乾杯しました。


僕・A・B「乾〜杯〜〜!!」


A「う、うめ〜〜♪」


B「日本酒なんて久しぶりだな。」


A「Bは、ビールか洋酒だもんな。」

A「俺は、デカくて安い、ペットボトルに入った焼酎だけどな。」

A「久しぶりに、いい日本酒が飲めた♪」

A「今日は、なんて良い日なんだろう〜♪」


僕らは、酒を飲み、食べ、積もる話に華を咲かせました。


A「それでよ〜〜!!」

A「トランが虎男に襲われて、ピンチになって、俺がさっそうと助けてさ〜〜!!」



B「トランがピンチになったのは、Aがミスったからじゃなかったっけ??」


A「え!?そ、そうだったっけ??」



僕「そんな事ないよ。あの時は助かった。」

僕「Aがいたから、あの時は勝てたんだ。」


A「そ、そうだよな〜〜♪」

A「やっぱり、俺ってすごいよな〜〜♪」



A「ハハハハハハ〜〜♪」


店員「失礼します。」

店員「こちらは、和牛のランプステーキでごさいます。」


A「すげ〜〜!!」

A「意味は分からないけどすげ〜〜♪」

A「光ってないけどすげ〜♪」



B「ランプは、もも肉の柔らかい所だよ。」


A「B〜すげ〜〜!!」

A「さすがに物知りだな〜〜♪」



僕「僕も知らなかった。」

僕「まぁ〜肉はなんでもおいしいけどね。」


A「そうだよな〜〜肉最高〜♪」

A「肉と言えば、山沿いでバトルした、ナルシスト筋肉野郎がさ〜!!」



B「また、その話か。」

B「五回は聞いているぞ。」



A「そ、そうだっけ。」

A「じゃ〜これで最後にするから、もう一回だけ♪」



僕「分かった、分かった。もう一回だけな。」


A「やった〜〜♪」


僕「でも、Aは、やっぱりAだな。」


A「え?なんで?当たり前だろ??」

A「どういう意味だ??」


僕・B「ハハハハハ〜〜。」



僕らは時間を忘れて、語らいました。


僕「あ、もうそろそろ、ここは出ようか。」

僕「もう一軒、バーにでも行くか。」


A「お!!いいね〜♪」

A「もちろんそこも・・・」



僕「ああ、奢るよ。」


A「よっしゃ〜〜♪」


B「じゃ〜、俺がたまに行く所にしよっか。」


僕らは店を出て、バーに向かいました。


A「キャハハハハ〜〜♪」


Aが意味もなく笑い続けています。


僕「どうしたA、大丈夫か??」

僕「飲みすぎじゃないのか??」


A「なにをおっしゃるトラン殿〜♪」

A「まだまだ、飲めますって〜〜。」

A「何かさ〜〜。」

A「こうやって、三人で揃って飲みに行くのは、本当に気分がいいよな〜♪」



B「そうだな、気心が知れる仲間と飲むと楽しいよな。」


A「親友って言葉は、俺らの為にある言葉だよな♪」

A「な、トラン!!B!!」



僕「・・・そうだな。A。」


B「・・・・ここだ。」


僕らは、雰囲気のあるバーに入りました。

隅の席に座り・・・

僕らはバーボンを頼みました。


僕「あらためて・・・」


僕「乾杯。」


A・B「乾杯!!」


A「く〜〜!!効くな〜〜!!」


B「トランは今日はあまり飲んでないよな。」

B「体調でも悪いのか?」


僕「そんな事はないよ。」


僕「・・・・・・・。」

僕「なあ〜・・・A、B。」


A「なんだ〜トラン♪」



僕「・・・・・・・・・。」


A「どうした?トラン?」


B「・・・・・・・。」

B「トラン。」

B「本当は、俺らに話があるんだろ??」

B「今日はその為に、俺らを呼んだんだろ??」


A「え!?どういう事だ??」


僕「・・・・・・・・。」

僕「ああ・・・実は・・・」



僕は・・・

言葉が詰まってしまいました。

どちらかというと、話すのは得意な方なのに・・・

言葉が・・・

出てきませんでした。


A「なぁ〜トランどうした??」


Aが、心配そうに僕を覗き込みます。


B「大事な話みたいだな。」

B「いいぞ。言ってくれ。」


僕「・・・・・・・・。」

僕「実は・・・転勤が決まったんだ。」


A「え!!て、転勤!!」



僕「ああ・・・」


A「ど、何処に行くんだ!!」



僕「中国だ・・・。」


A「中国って外国の中国か??」


僕「・・・ああ、そうだ。」


A「そんな〜〜・・・」

A「いくら何でも、遠すぎるよ〜・・」

A「トラン・・・。」



B「何時からなんだ。」


僕「・・・二日後だ。」


A「ふ、二日後!!」

A「す、すぐじゃないか!!」

A「何で、もっと早く言ってくれなかったんだよ!!」

A「俺ら、親友だろ!!」



僕「急に決まったのと、言い出せなくて・・・」


B「どれぐらい行くんだ??」


僕「二年か・・三年ぐらいかな・・・」


A「さ、三年・・・」

A「お、俺がトランの社長と交渉してやる!!」

A「三年もトランと会えないなんて、嫌だよ!!」



B「A!!」

B「トランが自分で決めた事だ。」

B「トランは、一度決めた事を、曲げないのは知っているだろ??」


A「で、でもよ〜〜!!Bはそれでいいのか??」


B「よくはないさ。」

B「よくはないけど・・」

B「・・トランが・・決めた事だ。」


A「・・・・・・・・・・・。」

A「・・それでも・・俺は・・・」

A「嫌だよ・・。」



僕「たまには戻って来るから。」


A「・・・・・・・・・・。」

B「・・・・・・・・・・。」



僕「おまえらと仲間で幸せだったよ。」


A「「だった」なんて、終わったみたいに言うなよ・・・」


僕「ごめん、ごめん。必ず戻って来るから。」


B「A、最後の飲み会だ。しんみりするなよ。」


A「Bまで、最後なんて、言い方するなよ・・・」

A「なんか、トランともう会えないみたいじゃないか。」



B「悪い、悪い。」

B「まぁ〜明日は三人とも休みなんだ。」

B「今までの事を・・・」

B「ゆっくりと、語りつくそうか。」


A「ああ・・・そうする。」



僕らは朝方まで、語り合いました。


大学で初めて出会い・・・

性格の違う三人だけど、意気投合していつも一緒にいるようになり・・・

噴水で泳いで、警察官に怒られたり・・・

登山をして遭難しかけたり・・・

初心者三人だけでスキーに行って、散々だった事・・・

でも、大学の4年には、三人とも上級者コースを軽くクリア出来た事・・・

毎週のように海に行き、三人とも真っ黒になって、大学で目立った事・・・

必死にバイトをして、ボロボロの中古車をそれぞれ買い、朝までいじっていた事・・・

お金が無くキャベツと大根と安酒で、朝まで飲み明かした事・・・

そして、社会人になり結婚をして、順風満帆だと思っていた時に・・・

離婚バトルになってしまった事・・・

それから、相談、依頼が舞い込み、何故か知らない人のバトルまで関わってきた事・・・

いろいろな事を、時間を忘れて語らいました。


早朝、閉店になり、店を出ました。


A「なぁ〜トラン。」

A「本当に当日の見送りはいいのか??」



僕「ああ、AやBが仕事の時間に行く事になるし、あらたまるのは何か嫌だからね。」


B「トランなら、何処に行ってもやっていけるさ。」


僕「ああ、ありがとう。B。」


A「あ、俺コンビニで飲み物買ってくる。」

A「ちょっとまってて。」



僕「ああ。」



Aがコンビニに入ると、Bが話しかけて来ました。


B「トラン。前回のバトルの件か?」


僕「・・・・・・・・・。」


B「赤服から何か言われたか?」


僕「・・・何の事だ?」


B「俺らにも、話せない事なのか?」


僕「・・・・・・・。」



B「このタイミングで、急な海外転勤はさすがにおかしいだろう。」


僕「・・・本当に海外転勤さ。」

僕「それに、今回の事は自分の意思で決めたんだ。」

僕「前向きに考えて決めた事なんだ。」

僕「これが最善なんだ。」


B「・・・・・・・・・。」


B「分かった。」

B「トランが決めた事だ。」

B「これ以上は、聞かない事にする。」

B「ただな。」

B「もし、何かあったら必ず連絡をしてくれ。」

B「その時は、冗談抜きで・・・」

B「命をかけて・・・」

B「おまえを助ける。」



僕「・・・・・・・・。」

僕「・・・ありがとう。」

僕「本当にありがとう。B。」


A「トラン〜〜!!」

A「これ餞別だ!!」



僕「おお!!」

僕「タバコ、ワンカートンだ!!」

僕「奮発したな。ありがとう。A!!」


A「ヘヘヘ・・・いいって事よ。」

A「なぁ〜トラン・・・」

A「いくら俺でも、海外転勤は違和感を感じるぞ。」

A「本当はどうなのか分からないけど・・・」

A「何かあったら、すぐに連絡してくれよな。」

A「すぐに駆け付けるからさ。」

A「何かあったら、俺が必ず守るから!!」

A「言えるようになったら、教えてくれよな!!」



僕「A・・・ありがとう。」


僕とA,Bは三人で握手を交わしました。


僕「じゃ〜な。A、B。」


B「ああ、頑張れよトラン。」


A「トラン!!」

A「死ぬんじゃないぞ!!」



僕「大袈裟だな〜〜。」

僕「また、必ず・・・」


僕「戻って来るさ。」



僕は歩き出しました。

背後からAの掛け声が聞こえます。


「頑張れ!頑張れ!」

「トラン!!」


「負けるな!負けるな!」

「トラン!!」


「勝つぞ!勝つぞ!」

「トラン!!」




Aの掛け声は・・・

泣き声のようにも・・・

聞こえました。




当日・・・



僕はある場所に向かいました。

到着し・・・

車からから降り・・・

タバコを吸います。


「フゥ〜・・・」


少しすると・・・


「逃げなかったな。」



背後から声が聞こえました。


僕「・・・・・・・。」

僕「逃げはしないさ。」

僕「ただ、本当は、支度金三人分で黒田の件がチャラだったなんて後出しは・・・」

僕「ちょっと酷いんじゃないか??」




「橋田!!」




橋田「まぁ〜そういうなよ。」

橋田「俺も、後で聞いたんだ。」

橋田「上が言い方を変えたんだろうな。」

橋田「よほど、お前が欲しいみたいだぞ。」

橋田「それに、悪いと思って、逃げ方は教えてやっただろ??」


僕「中国の工場に三年隠れるなんて、やだね。」

僕「それに、AとBが人質になりそうだしな。」


橋田「それは手出ししないと約束するぞ。」

橋田「今からでも、逃げてもいいんだぞ。」

橋田「トラン。」

橋田「俺はおまえを追う事もしないと、約束するぞ。」


僕「・・・・・・・・・。」



僕「俺は、逃げる事はしない。」

僕「ただ、期間限定の約束は守れよ。」


橋田「ああ、どのみちお前は小物なんだ。」

橋田「おまえの実力が分かったら、上の方から呆れられて、すぐに捨てられるさ。」


僕「・・・・・・・。」


僕「やるからには、とことんやるさ。」

僕「で・・・」

僕「俺はこれからどうすればいいんだ?」


橋田「暫くは、俺と同行だ。」


僕「お、おまえと組むのか!?」


橋田「組むだと??」


橋田「笑わせるな!!」



橋田「おまえのお守りをする俺の身にもなってくれ。」

橋田「いい迷惑だ。」


僕「・・・・・・・。」


僕「ハハ・・・」

僕「ハハハハハ〜〜」



橋田「・・・・・・・。」

橋田「どうした??気持ち悪い奴だな。」

橋田「おまえの笑い声なんて初めて聞くぞ。」


僕「いや・・・」

僕「おまえとは、つくづく縁があるなと思ってな。」


橋田「・・・・・・・。」

橋田「ああ・・・確かに・・・」

橋田「嫌な縁だ。」


橋田「・・・トラン。」

橋田「覚悟はいいな。」




僕「ああ・・・」


僕「覚悟は出来てる。」


僕「橋田・・・」


僕「おまえの世界を・・」



教えてくれ。




橋田「・・・・・・。」


橋田「了解だ。」


橋田「トラン」


橋田「おまえが、ついて来れるなら・・・」


橋田「俺の全てを・・・」




教えてやる!!







〔クリックしてほしいです。〕

人気ブログランキング

久しぶりに更新しました。
トラン探偵事務所ブログ