大変ご無沙汰していました。

更新が出来なくてすみませんでした。

西から東から、調査が立て続けに入っていまして、バタバタしていました。

また、1年半ほど前に調査し、それから裁判になったのですが、その後もずっと関わっていた、通常ならかなり不利な裁判を完全圧勝で決着する事が出来ました。

判決文だけで、ご飯5杯はいけるぐらい、完全圧勝です。

家裁でも圧勝でしたが、相手が高裁まで持っていったのですが、高裁はさらに圧勝でした。

相手に対して、ふざけんなてめえ!!裁判なめるな!!ぐらいの判決内容で不利な状態から、よくここまで持ってこれたかと思うと、依頼者さんと共に苦労した時期が報われました。

実質、最高裁は無理だと思うので、これで決着のはずです。

ブログの更新は今後も続けていきますが、どうしてもまだ現役探偵なので、更新が滞ってしまう事もありますが、温かい目で見守ってほしいです。

現役探偵も体力的に後、数年かなとは思いますが・・・

それでは。

黒田を阻止せよ!!結婚式まで後5日(40)


橋田「そこに座ってもいいか?」


僕「俺に話があるんだろ?」

僕「座れよ。」


橋田「・・・・・・・・・・。」

橋田「冷たい言い方だな〜。」

橋田「偶然って言ったろ?」

橋田「それに相変わらずの言葉使いだな。」

橋田「おまえの事だ。」

橋田「今回の事で、俺の立ち位置はある程度理解したはずだろ?」

橋田「それでも、俺にその話し方が出来るのは、素直に関心するぞ。」


僕「別に、おまえの組織の一員でもないんでね。」

僕「俺にとっては、敵として戦った男ってだけだ。」

僕「今でも、敵かもしれないけどな。」


橋田「俺はおまえの事は嫌いだが・・・」

橋田「それでも友達だと思っているんだけどな。」


僕「・・・白々しい。」

僕「で・・・何の話だ?」


橋田「まあ、まあ、せかすなよ。トラン。」


僕「・・・・・・・・・・。」


橋田は店員にブラックを頼み、一口飲むと話し始めました。


橋田「なぁ〜トラン。」

橋田「おまえが、そこら辺の小物達と遊んでいても、俺らはどうでもいい。」

橋田「俺らには関りがないし、俺らの耳には入ってこない。」

橋田「ただ、偶然といえども、また俺らと関わってしまった。」


僕「・・・・・・・・・・。」


橋田「それも、今回で三回目だ。」

橋田「一度目は、俺とおまえのバトルだったな。」

橋田「二度目は、詐欺集団。」

橋田「そして、今回・・・」

橋田「これが・・・どういう意味か分かるか?」


僕「・・・おまえは、俺ではなく「俺ら」との言い方をしている。」

僕「一度ならまだしも、三度も関りを持ったんだ。」

僕「おまえら側が俺の事を認識したって事だな。」


橋田「あまいな。」

橋田「おまえの事はもちろん・・・」

橋田「AとBもだ。」


僕「・・・・・・・。」


橋田「おまえは軽く認識したと言ったが・・・」

橋田「俺らが認識したとの意味は分かるか?」


僕「ああ・・・」

僕「俺や、A、Bの事はすべて把握しているって事だな。」


橋田「そうだ、出生から現在までな。」


僕「・・・・・・・・。」

僕「AとBは関係ない。」

僕「俺が巻き込んだだけだ。」


橋田「それはおまえの言い訳だ。」

橋田「それで俺らが納得すると思うか?」


僕「・・・・・・・・・。」

僕「今回はおまえらもメリットがあったはずだ。」


橋田「ああ、今回は・・・な。」

橋田「だが、次は邪魔者になるかもしれない。」

橋田「二回目の詐欺集団の時のようにな。」


僕「・・・・・・・。」

僕「俺らは小物なんだろ?」

僕「小物なら、ほっとけばいい。」

僕「敵になるつもりもないし、もし偶然敵になった所で、おまえらに勝てるはずはない。」


橋田「ああ・・・おまえらは小物だ。」

橋田「俺はそう思っている。」

橋田「だがな・・・」

橋田「おまえら小物にしては、今回は出来が良すぎたんだ。」

橋田「俺ら側がケリをつけれなかった事を、おまえらは終わらせた。」

橋田「おまえらの本当の実力と、上が評価した点数に差がありすぎたんだ。」


橋田「それにな・・・」

橋田「赤服が、おまえを認めた。」


僕「・・・認めたって、どういう事だ?」


橋田「赤服と何を話したか分からないが・・・」

橋田「赤服からしたら、おまえらのチームは素質ありだとよ。」


僕「・・・・・・・・。」

僕「あの赤服が、俺らを褒めるとは思わなかったな。」

僕「赤服の嫌がらせじゃないか?」


橋田「なぁ〜トラン。」

橋田「おまえはどうしたい?」


僕「・・・何をだ?」


橋田「おまえの事だ。」

橋田「もう、俺の言いたい事はわかるだろう?」

橋田「俺らから邪魔者と認識されるか・・・」

橋田「おまえらも・・・」

橋田「北の者になるかだ。」


僕「・・・・・・・・・・。」

僕「それは、おまえ個人の意思じゃないよな?」


橋田「当然だ。」

橋田「上の意思だ。」


北の・・・判断か・・・

やっかいだな・・・


僕「どちらも嫌だね。」

僕「俺らは、一般人だ。」


橋田「おまえらを一般人だと思っているのは・・・」

橋田「もう、おまえら三人だけだぞ。」


僕「・・・・・・・。」


橋田「おまえ、今も三件の依頼をかかえているよな?」


僕「・・・・・・・・。」

僕「よくご存じで。」


橋田「普通、一般人に依頼をするか?」

橋田「おまえに相談や依頼をしている奴らはな・・・」

橋田「おまえをプロだと認識しているからだ。」

橋田「おまえを普通の人間ではないと分かっているからだ。」

橋田「そして、その認識は俺ら側も同じだ。」


僕「・・・・・・・・。」


橋田「おまえは、自分では思っていなくても・・・」

橋田「そういう立場になってしまったんだ。」

橋田「その認識をまず持て。」


僕「・・・・・・・・・。」


僕「だとしても・・・」

僕「俺は、おまえらの邪魔をするつもりもないし、北の者にもなるつもりもない。」

僕「俺らは、今のままがいい。」

僕「ほっといてくれ。」


僕「・・・・そう回答すると、俺らはどうなるんだ?」


橋田「かなり、めんどくさい事になる。」

橋田「かなりな。」


僕「・・・・・・・・・・。」


橋田が、僕の目を見ました。


ああ・・・

かなり僕らの立場が・・・やばいんだ・・・


僕らの立場を・・・

橋田の目を見て理解しました。


僕「・・・・・・・・・・。」

僕「・・・赤服はチームでと言ったんだな?」


橋田「・・・ああ、そうだ。」

橋田「だが、おまえメインのチームだ。」


橋田が僕の目をまた、まっすぐ見て言いました。


僕メインのチーム・・・

橋田は・・・わざと言ったのか?

逃げ道を教えてくれたのか?


だが・・・

その逃げ道だと・・・

僕は・・・


でも・・・

それしか逃げ道がないのであれば・・・

・・・仕方ない・・・か。


僕「実は、チームが解散する事は決まっているんだ。」

僕「三件が終わったら、僕は仕事を辞めて、かなり離れた場所に行くことにしている。」


橋田「ほぉ〜それは俺らの情報にはないな・・・」


僕「もう、この場所に戻ってくる事もないし、AとBとチームを組む事も二度とない。」

僕「これはもう決定している事だ。」

僕「今までの依頼や、バトルは俺がすべて決め、判断し、行動してきた。」

僕「俺メインで動いていたんだ。」

僕「俺がいなければ、AとBは何も出来ない。」

僕「俺がこの地を去れば、AとBは必然的に一般人になる。」

僕「あの二人が、自分から依頼を受け、バトルをするような事はない。」

僕「その能力は、あの二人にはない。」

僕「俺がいてこそのチームだ。」

僕「俺メインのチームだ。」

僕「あの二人には、価値はない。」


僕「そのうえで・・・」

僕「俺、個人での価値があるなら・・・」

僕「もう一度話を持ってきてくれ。」

僕「前向きに話を聞く。」


僕「ただし。」

僕「価値のないAとBまで、話が出るのであれば・・・」

僕「この話は、どのような条件でも断ることを断言しておく。」

僕「あいつらは邪魔だ。」

僕「あいつらがいなければ、俺はもっと上手くやれていた。」

僕「あいつらに・・・価値はない。」

僕「そう伝えてくれ。」


橋田「・・・おまえは、本当にその回答でいいのか?」


僕「ああ・・・。」


橋田「トラン・・・」

橋田「おまえは、相変わらず自己犠牲が好きなあまちゃんだな。」

橋田「その考え方だと、俺らの方に来ても、真っ先にやられるだけだぞ。」


僕「俺は、俺の信念で行動する。」

僕「それだけは、誰に何を言われようが、変わる事はない。」


橋田「トラン・・・」

橋田「おまえは、やはり・・・」


「小物だな。」


橋田は・・・

タバコをくわえ火を点けると・・・

立ち上がりました。


橋田「二週間だ。」


僕「何がだ?」


橋田「ニ週間で、おまえのストーリーを実行しろ。」


僕「・・・・・・・・・。」


仕事を辞め、AとBと別れ・・・

この地を離れるという事か・・・


僕「分かった。」

僕「約束する。」


橋田「俺は、おまえとは仲間になりたくない。」

橋田「おまえみたいな価値のない小物は嫌いなんでね。」


橋田「だからな・・・」

橋田「まぁ〜上に掛け合ってみるさ。」


僕「・・・橋田。」


僕「あ!!」

僕「赤服と約束した、支払いはどうなったんだ?」


橋田「支払い?」

橋田「ああ、おまえが俺ら側のもとに来るなら、通常は支度金を渡すが、それと相殺になる予定だった。」


僕「だった?」


橋田「だからさっき言ったろ?」

橋田「おまえは俺らのもとに来る意思がある。」

橋田「が・・・俺はおまえが嫌いなんだ。」

橋田「俺はおまえに来てほしくないんだ。」

橋田「来ると言っているお前を、俺から断るのに・・・」

橋田「支度金が貰える立場のおまえを断るのに・・・」

橋田「こちらから請求できるはずはないだろ?」


僕「橋田・・・」

僕「おまえは、それで大丈夫なのか?」


橋田「・・・・・・・・。」

橋田「なら・・・」

橋田「その、コーヒー代を払ってくれ。」

橋田「おまえの価値なんて・・・」

橋田「その、コーヒー一杯分さ。」


僕「・・・・・・・・・。」


橋田「じゃぁ〜な。」

橋田「トラン。」


僕「橋田!!」

僕「なぜ、おまえはそこまで俺にしてくれるんだ?」



橋田「勘違いするなよ。トラン」

橋田「俺はおまえが嫌いなんだ。」

橋田「なぜ、俺はおまえが嫌いか分かるか?」


僕「・・・一般人相手に、苦戦したからか?」


橋田「俺が、おまえに苦戦??」


橋田「ははははは〜」


橋田「面白い冗談だな〜小物が。」

橋田「俺がおまえを嫌いなのはな・・・」



「昔の俺を・・・」



「思い出すからだ。」




橋田はそう言うと・・・

タバコの火を消し・・・

行ってしまいました。


橋田が一瞬
・・・

悲しい顔になったように
・・・

見えました。


僕「・・・橋田」


僕は・・・


人混みの中に消えるまで・・・



橋田の背中を・・・




見続けていました。




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