今日もバタバタしているので、すぐに本文行きますね。

よろしくお願いします。


黒田を阻止せよ!!結婚式まで後5日(36)


赤服「さて・・・」

赤服「みなさん・・・」

赤服「出発の時間ですよ。」


男達「ザワ・・・」


男6人が、男達を連れていきます。


男B「す、すみませんでした!!」

男C「許して下さい!!」

男D「い、嫌だ〜〜!!」



男達が一斉に悲鳴に近い言葉で、懇願を始めました。


「助けて〜〜!!」

「許してください〜〜!!」

「お願いします〜〜!!」


男達が連れていかれた後も・・・

懇願し続ける、男達の声が倉庫内まで聞こえました。


赤服「見苦しいですね。」

赤服「すみません。」

赤服「こんな情けない姿を見せてしまって・・・」



僕「い、いえ・・・」


赤服「こんな人達に、かろうじて勝ったなんて・・・」

赤服「貴方も情けない気持ちに、なってしまいますよね。」



僕「・・・・・・。」



やはり・・・

僕に、赤服は、良い感情は持っていないな・・・


僕「赤服さん。」


赤服「何ですか??」


僕「黒田の件はどうなりましたか??」


赤服「黒田・・・??」

赤服「ああ・・・隅で震えている方の件ですね。」



黒田を見ると・・・

以前の勝ち誇っていた顔は無くなり・・・

恐怖におののいた、惨めな顔になっていました。

赤服と男Aとの会話を聞いて、怯えているのでしょう。

赤服が黒田に話しかけました。


赤服「初めまして、黒田さん。」

赤服「彼らと仲良くして頂いたようで、ありがとうございます。」



黒田「・・ヒッ・・ヒッ・・・」


黒田は、声にならない悲鳴を上げています。


赤服「貴方も彼ら側の人だと聞いていますが・・・」

赤服「一緒のお仲間という事でよろしいですね。」



黒田「ち、ち、違います!!」

黒田「あ、あいつらとは関係ありません!!」



赤服「はて??」

赤服「私が聞いている話とは違いますね・・・」

赤服「貴方は、プロだと自ら公言していると、お聞きしましたが・・・」



黒田「ち、違います!!」

黒田「ただ、あいつらに依頼しただけです!!」

黒田「ふ、普通の一般人です!!」

黒田「し、仕事もしています!!」


赤服「へえ〜立派にお勤めされていて、関心ですね。」

赤服「と・・・言う事は、プロだけどお勤めもされているという事ですか??」



黒田「ち、違います!!」

黒田「ほ、本当に素人なんです!!」

黒田「プロではないです。」

黒田「プロに憧れていただけなんです。」

黒田「プロだと言って、すみませんでした!!」

黒田「反省しています!!」

黒田「あいつらとは関係ありません!!」

黒田「ゆ、ゆるして下さい!!」


黒田「ごめんなさい!!」

黒田「ごめんなさい!!」

黒田「ごめんなさい!!」



赤服「・・・・・・。」

赤服「と・・・言っていますが、トランさん・・・」

赤服「彼らを回収するよりも、この一般人だと言っている黒田という男を連れていき、処理をするのは、正直、何倍も手間がかかるので、めんどくさいんですよね。」

赤服「彼らとは違って、黒田さんは連れて行って終わりではなく、黒田さんの処遇も検討しないといけないですし、黒田さんの周辺の処理もありますし・・・」

赤服「黒田さんは、トランさん側で処理をお願いしますね。」



黒田が・・・

ホッとした顔をしました。


僕「・・・・・・・・・。」

僕「処理と言っても、僕ら素人だとやれる事は限られてしまいます。」

僕「黒田の弱みをいくつか掴んで、僕ら側に関わらせないように、脅すぐらいしか出来ません。」

僕「それでも、時間がたてば黒田の意思次第で、そのうち復讐をしようと考え始めるかもしれません。」

僕「私達三人の事だけでしたら、対応出来るかもしれませんが、今回関わっている中には、全くの素人の人もいます。」

僕「私達には何もしなくても、その素人には何かするかもしれません。」

僕「僕らが対応しても、黒田を完全に止めれたと確信する事までは出来ません。」

僕「そちらで連れていくのを、お願い出来ませんか??」


赤服「・・・・・・・・。」

赤服「トランさん。」

赤服「あなたは、面白い事を言う人ですね。」

赤服「それは、貴方の事情であって、私達には何も関係ない事じゃないですか。」

赤服「なぜ、私達が貴方達の為に、動かないといけないのですか??」

赤服「その理由をお聞かせ下さい。」



僕「・・・・・・・・。」



確かに・・・


僕「黒田を連れていく、メリットは無いのですか??」


赤服「あまり時間が無かったので、ザっと調べただけですが・・・」

赤服「後処理の費用を考えると、逆に損をしますね。」

赤服「いくら、彼から検討しろとは言われていても・・・」

赤服「損をするのに、仕事をする人はいないですよね。」



僕「・・・・・・・・・。」



メリットは無かったか・・・

どうする・・・


僕「・・・・・・・・。」


僕「黒田は・・・」

僕「あの男達と深く関わっています。」

僕「黒田はプロに憧れていました。」

僕「自らプロだとも言っていました。」

僕「なら黒田は、あなた方の世界に興味がかなりあったはずです。」

僕「黒田は、あの男達から、かなりの裏事情を聞いているのではないですか??」

僕「男達も逃げ出した人間です。」

僕「そちら側にいる時には話すような人物でなくても・・・」

僕「過去の話なら武勇伝のように、黒田に話したのではないですか??」

僕「黒田は信用できない男です。」

僕「僕らは、脅す事しか出来ません。」

僕「しかし、あの男の性格だと・・・」

僕「ほとぼりが冷めたら、黒田も武勇伝のように一般人に話しまくるはずです。」

僕「僕らは黒田をずっと、監視する事は出来ません。」

僕「僕らの知らない所で、あなた方の話が広まるかもしれません。」

僕「また、貴方の先ほどの言葉を借りれば、あなた方の世界の話を黒田がしたとしても・・・」

僕「僕らは関係ないですし、そこまで監視する義務もありません。」

僕「男達は逃げ出すような人間でも、黒田に裏事情を話す事は絶対にない、信用できる男達だったと確信出来るなら、黒田を解放しても問題ないですが・・・」

僕「男達を信用できないなら・・・」

僕「黒田を信用できないなら・・・」

僕「黒田も回収した方が、情報漏れは防げるはずです。」

僕「男達は何も話していない、黒田は何も知らないとの事実確認が出来ない限りは・・・」

僕「あなた方で、黒田をずっと監視をするか・・・」

僕「男達が話していないとの言葉を信じるしかないはずです。」

僕「黒田をずっと監視をするのは、かなりの手間のはずです。」

僕「男達を信用できないのなら、黒田は話さないと確証がないのであれば、連れて行く方が、手間は省けるはずです。」

僕「その場の利益という面ではメリットはないですが・・・」

僕「情報漏れを防止するのは・・・」

僕「結果的に、かなりのメリットがあるはずです。」


赤服「・・・・・・・。」

赤服「やはり、貴方は面白い事を言う・・・」

赤服「彼が貴方に興味があるのもうなずけますね。」

赤服「ただ、それは貴方の推測、予測だけでの考え方ですよね。」

赤服「現実は何も起きないかもしれません。」



僕「現実に起きるかもしれません。」


赤服「・・・・・・・。」


僕「赤服さんは、起きないと言い切れず、「かも」を付けました。」

僕「それは無意識でも「かも」を付けるしかない、状況だと判断しからのはずです。」

僕「どちらになるか分からないのであれば・・・」

僕「起こる前に、処理をしないと取り返しがつかなくなります。」

僕「雑草は伸びてから、取り除くよりも・・・」

僕「種の段階で処理をすれば、雑草そのものは生えません。」

僕「抜く手間がはぶけます。」


赤服「・・・・・・・・・。」

赤服「分かりました。」

赤服「貴方の言う事は一理あります。」

赤服「良いでしょう。」

赤服「連れていきましょう。」



僕「・・・・・・・!!」


僕「ありがとうございます!!」


赤服「ただし・・・」



僕「・・・・・・・」


赤服は・・・

「ただし」と付け加えました。


何かの・・・交換条件か??


しかし・・・

今の交渉が僕の精一杯だ・・・

カードを隠さず・・・

僕は考え付いた事をすべて伝えた・・・


なのに・・・

赤服はいったい・・・


何を言うつもりだ!?

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