今までいろんな調査をしてきましたが、なるべく冷静に、最善の方法、行動を常に考えて臨機応変に対応するようにしています。
また、依頼者さんに感情移入しすぎると、冷静な判断が出来なくなる事もあるので、第三者的な感覚を常に心がけているのですが、お子さんに実害があったりすると、どうしても感情的になってしまう事もあり、まだまだ精進がたりないなぁ〜と感じる事もあります。
たまに、依頼者さんが僕の事をヒーローだ、正義の使者だみたいに言っていただく事もあるのですが、僕は、別に善人でもなければ、ヒーローでも、正義の使者でもありません。
依頼を受けた以上、依頼者さんの全面的な味方になり、依頼者さんが最善な状態になれるよう、全力を尽くしますが、その事は、逆に言えば、相手を追い詰める事になります。
その事によって、相手側が不幸になる事もかなり見てきています。
例えば、浮気に関して言えば、依頼者さんを有利な立場にしたら、配偶者と浮気相手は当然負ける事になります。
依頼者さん一人を有利な立場にする事により、二人が不利な立場になり、特に、浮気相手がＷ不倫の場合、浮気相手の家庭が崩壊した事も珍しくありません。
一人を有利な立場にする事で、関係なかった浮気相手の配偶者やお子さんを、不幸にしてしまう事もあります。
依頼者さんから、「そこまで追い詰めなくても・・・」とか、「そこまでしてほしいとは言っていない。」とか言われる事もありますが、依頼者さんの求める事をする為には、有利にする為には、ステップとして、どうしてもしないといけない事もあります。
「死ね」との手紙を貰ったり、僕のせいでどれだけ不幸な状況になったかを切々と書いている手紙を送られたり、事務所に突然来て、トラブルになる事もあります。
相手側からしたら、僕は恨みの対象でしかないでしょうね。
相手側の事情、状況は意識に入れないように、シャットアウトする癖があるのですが、なぜか、この頃、相手側の夢を見てしまう事があります。
これからも、依頼者さんを有利にする為に、戦いに勝つ為に、全力で探偵という仕事をしていきますが、思った以上に図太くないとやっていけない仕事だなぁ〜と、長年探偵をしていても、日々感じています。
それでは・・・
黒田を阻止せよ！！結婚式まで後5日（２３）
幸枝さんの家に戻りました。
シャワーを借り、Ｂに浴びさせます。
幸枝「Ｂさん・・・大丈夫なんですか？？」
僕「・・・ああ。」
僕「怪我自体は大丈夫だ。」
僕「防犯スプレーも、洗い流せば問題ないしね。」
愛子「でも・・・口数も少ないし・・・」
愛子「本当に大丈夫なの？？」
僕「・・・問題ない。」
僕「バトルの後は、誰でもああなるさ。」
愛子「・・・・・・・・・・。」
幸枝「・・・すみません。」
幸枝「私のせいで・・・」
僕「・・・・・・・・・・・。」
僕「幸枝さんのせいじゃないさ。」
僕「そして、もう・・・」
僕「これで・・・」
僕「幸枝さんと純史さんだけの、問題じゃなくなった。」
幸枝「・・・え！？」
僕「Ａも殴られ・・・」
僕「Ｂも、あんな目にあったんだ。」
Ａ「トラン・・・おまえもな。」
僕「・・・・・・・・。」
僕「・・・・ああ。」
僕「それに・・・」
僕「僕らがいなかったら、幸枝さんがどうなっていたかも、分からない・・・。」
Ａ「愛子さんもヤバかった・・・」
僕「・・・・・・・・。」
僕「黒田は、やりすぎた。」
Ａ「・・・そうだな。」
幸枝「でも、元はと言えば、私のせいなんです。」
僕「・・・違う。」
僕「黒田のせいだ。」
Ａ「ああ・・・その通りだ。」
幸枝「・・・・・・・・・。」
Ａ「トラン。」
Ａ「どうする？？」
僕「・・・・・・・・・・。」
僕「もちろん・・・」
僕「このまま、終わらす訳にはいかない。」
僕「きっちりと・・・」
僕「黒田と、男達には、落とし前をつけてもらうさ。」
Ａ「トラン・・・・」
Ａ「やっぱり、いつものトランらしくないぞ。」
Ａ「声が・・・怖い。」
僕「・・・・・・・。」
僕「そうかもね・・・」
僕「少しは・・・」
僕「感情的になっているかもな。」
Ａ「・・・・・・・・・・。」
幸枝「・・・・・・・・・。」
愛子「・・・・・・・・・。」
Ｂがシャワーからあがりました。
Ｂ「悪かったな。」
Ｂ「もう防犯スプレーの影響はないぞ。」
Ａ「そっか！！」
Ａ「良かったな、Ｂ！！」
Ｂ「ああ、迷惑をかけたな。」
Ａ「何を言っているんだ。」
Ａ「仕方ないよ。」
Ｂ「トラン・・・」
Ｂ「これから、どうするんだ？？」
僕「・・・・・・・・・。」
僕は、携帯を二人に見せました。
Ｂ「・・・・・・・・・・。」
Ａ「・・・・・・・・・・。」
Ｂ「・・・黒田の車の現在位置か？？」
僕「ああ。」
Ａ「それほど、離れていないな・・・」
Ａ「その場所は・・・」
Ａ「黒田の家か？？」
僕「黒田のマンションではないな・・・」
僕「この場所で、停車をしているから、何かあるとは思うけど・・・」
僕「現地に行って、確かめないと分からない。」
Ａ「現地に行くという事は・・・」
Ａ「リベンジをするって事だな。」
僕「・・・・・・・・。」
僕「まあね・・・。」
Ｂ「トラン。」
Ｂ「俺の事を考えて、仕返しに行くつもりなら、俺は大丈夫だぞ。」
Ｂ「黒田は、手加減という物がない。」
Ｂ「何をしてくるか分からないぞ。」
Ｂ「それに・・・どんな道具を持っているかも分からない。」
僕「・・・・・・・・。」
僕「Ｂの仕返しに行くわけじゃない。」
僕「明日は、幸枝さんの結婚式だ。」
僕「このままだと、明日、結婚式場で何かを、仕掛けてくるかもしれない。」
僕「その為にも、今日中に、こちらから、何らかのアクションを起こさないとな・・・」
僕「今日中にケリを付けないと、明日、何を仕出かすか分からないからね。」
Ｂ「・・・確かに。」
僕「まぁ〜黒田達は、手加減はなさそうだな。」
僕「それなら、それでこちらも遠慮はいらない。」
僕「こちらも手加減は必要ないって事だ。」
僕「ほんと・・・」
僕「楽しいバトルになりそうだな・・・」
Ｂ「トラン・・・・」
Ａ「トラン・・・」
Ａ「当然、俺も参加だろ？？」
僕「ああ、Ａの力は必要だ。」
僕「だが、ここは、ここで警戒をしないといけない。」
僕「Ｂ・・・」
Ｂ「おう・・・」
僕「Ｂは、幸枝さんと、愛子さんと、ここで待機。」
Ｂ「・・・・・・・。」
僕「一緒に行きたい気持ちは分かるけど、状況的には仕方ないだろ？？」
Ｂ「ああ・・・確かに、誰かは残らないといけない・・・。」
僕「・・・そういう事だ。」
Ｂ「了解だ・・・トラン。」
僕「純史さんが来たら、幸枝さんは純史さんの家に行ってほしい。」
幸枝「分かりました。」
僕「Ｂは、愛子さんを自宅に戻してくれ。」
Ｂ「了解。」
愛子「じ、自宅って！！」
愛子「私も・・・」
愛子「私も、黒田と戦います！！」
僕「・・・・・・。」
僕「冗談いうなよ。」
僕「君は・・・」
僕「邪魔なんだよ・・・。」
愛子「・・・え？？」
僕「愛子さんが来ると、邪魔なんだ。」
愛子「そ、そんな言い方って・・・」
僕「何度でも言う。」
僕「邪魔なんだ。」
愛子「・・・ひ、酷い。」
僕「Ａがやられている時に、車内で震えていた奴は、必要ない。」
Ａ「トラン！！」
Ａ「さすがに、言い過ぎだぞ！！」
険悪な雰囲気が・・・
漂ってしまいました。
〔クリックしてほしいです。〕
また、依頼者さんに感情移入しすぎると、冷静な判断が出来なくなる事もあるので、第三者的な感覚を常に心がけているのですが、お子さんに実害があったりすると、どうしても感情的になってしまう事もあり、まだまだ精進がたりないなぁ〜と感じる事もあります。
たまに、依頼者さんが僕の事をヒーローだ、正義の使者だみたいに言っていただく事もあるのですが、僕は、別に善人でもなければ、ヒーローでも、正義の使者でもありません。
依頼を受けた以上、依頼者さんの全面的な味方になり、依頼者さんが最善な状態になれるよう、全力を尽くしますが、その事は、逆に言えば、相手を追い詰める事になります。
その事によって、相手側が不幸になる事もかなり見てきています。
例えば、浮気に関して言えば、依頼者さんを有利な立場にしたら、配偶者と浮気相手は当然負ける事になります。
依頼者さん一人を有利な立場にする事により、二人が不利な立場になり、特に、浮気相手がＷ不倫の場合、浮気相手の家庭が崩壊した事も珍しくありません。
一人を有利な立場にする事で、関係なかった浮気相手の配偶者やお子さんを、不幸にしてしまう事もあります。
依頼者さんから、「そこまで追い詰めなくても・・・」とか、「そこまでしてほしいとは言っていない。」とか言われる事もありますが、依頼者さんの求める事をする為には、有利にする為には、ステップとして、どうしてもしないといけない事もあります。
「死ね」との手紙を貰ったり、僕のせいでどれだけ不幸な状況になったかを切々と書いている手紙を送られたり、事務所に突然来て、トラブルになる事もあります。
相手側からしたら、僕は恨みの対象でしかないでしょうね。
相手側の事情、状況は意識に入れないように、シャットアウトする癖があるのですが、なぜか、この頃、相手側の夢を見てしまう事があります。
これからも、依頼者さんを有利にする為に、戦いに勝つ為に、全力で探偵という仕事をしていきますが、思った以上に図太くないとやっていけない仕事だなぁ〜と、長年探偵をしていても、日々感じています。
それでは・・・
黒田を阻止せよ！！結婚式まで後5日（２３）
幸枝さんの家に戻りました。
シャワーを借り、Ｂに浴びさせます。
幸枝「Ｂさん・・・大丈夫なんですか？？」
僕「・・・ああ。」
僕「怪我自体は大丈夫だ。」
僕「防犯スプレーも、洗い流せば問題ないしね。」
愛子「でも・・・口数も少ないし・・・」
愛子「本当に大丈夫なの？？」
僕「・・・問題ない。」
僕「バトルの後は、誰でもああなるさ。」
愛子「・・・・・・・・・・。」
幸枝「・・・すみません。」
幸枝「私のせいで・・・」
僕「・・・・・・・・・・・。」
僕「幸枝さんのせいじゃないさ。」
僕「そして、もう・・・」
僕「これで・・・」
僕「幸枝さんと純史さんだけの、問題じゃなくなった。」
幸枝「・・・え！？」
僕「Ａも殴られ・・・」
僕「Ｂも、あんな目にあったんだ。」
Ａ「トラン・・・おまえもな。」
僕「・・・・・・・・。」
僕「・・・・ああ。」
僕「それに・・・」
僕「僕らがいなかったら、幸枝さんがどうなっていたかも、分からない・・・。」
Ａ「愛子さんもヤバかった・・・」
僕「・・・・・・・・。」
僕「黒田は、やりすぎた。」
Ａ「・・・そうだな。」
幸枝「でも、元はと言えば、私のせいなんです。」
僕「・・・違う。」
僕「黒田のせいだ。」
Ａ「ああ・・・その通りだ。」
幸枝「・・・・・・・・・。」
Ａ「トラン。」
Ａ「どうする？？」
僕「・・・・・・・・・・。」
僕「もちろん・・・」
僕「このまま、終わらす訳にはいかない。」
僕「きっちりと・・・」
僕「黒田と、男達には、落とし前をつけてもらうさ。」
Ａ「トラン・・・・」
Ａ「やっぱり、いつものトランらしくないぞ。」
Ａ「声が・・・怖い。」
僕「・・・・・・・。」
僕「そうかもね・・・」
僕「少しは・・・」
僕「感情的になっているかもな。」
Ａ「・・・・・・・・・・。」
幸枝「・・・・・・・・・。」
愛子「・・・・・・・・・。」
Ｂがシャワーからあがりました。
Ｂ「悪かったな。」
Ｂ「もう防犯スプレーの影響はないぞ。」
Ａ「そっか！！」
Ａ「良かったな、Ｂ！！」
Ｂ「ああ、迷惑をかけたな。」
Ａ「何を言っているんだ。」
Ａ「仕方ないよ。」
Ｂ「トラン・・・」
Ｂ「これから、どうするんだ？？」
僕「・・・・・・・・・。」
僕は、携帯を二人に見せました。
Ｂ「・・・・・・・・・・。」
Ａ「・・・・・・・・・・。」
Ｂ「・・・黒田の車の現在位置か？？」
僕「ああ。」
Ａ「それほど、離れていないな・・・」
Ａ「その場所は・・・」
Ａ「黒田の家か？？」
僕「黒田のマンションではないな・・・」
僕「この場所で、停車をしているから、何かあるとは思うけど・・・」
僕「現地に行って、確かめないと分からない。」
Ａ「現地に行くという事は・・・」
Ａ「リベンジをするって事だな。」
僕「・・・・・・・・。」
僕「まあね・・・。」
Ｂ「トラン。」
Ｂ「俺の事を考えて、仕返しに行くつもりなら、俺は大丈夫だぞ。」
Ｂ「黒田は、手加減という物がない。」
Ｂ「何をしてくるか分からないぞ。」
Ｂ「それに・・・どんな道具を持っているかも分からない。」
僕「・・・・・・・・。」
僕「Ｂの仕返しに行くわけじゃない。」
僕「明日は、幸枝さんの結婚式だ。」
僕「このままだと、明日、結婚式場で何かを、仕掛けてくるかもしれない。」
僕「その為にも、今日中に、こちらから、何らかのアクションを起こさないとな・・・」
僕「今日中にケリを付けないと、明日、何を仕出かすか分からないからね。」
Ｂ「・・・確かに。」
僕「まぁ〜黒田達は、手加減はなさそうだな。」
僕「それなら、それでこちらも遠慮はいらない。」
僕「こちらも手加減は必要ないって事だ。」
僕「ほんと・・・」
僕「楽しいバトルになりそうだな・・・」
Ｂ「トラン・・・・」
Ａ「トラン・・・」
Ａ「当然、俺も参加だろ？？」
僕「ああ、Ａの力は必要だ。」
僕「だが、ここは、ここで警戒をしないといけない。」
僕「Ｂ・・・」
Ｂ「おう・・・」
僕「Ｂは、幸枝さんと、愛子さんと、ここで待機。」
Ｂ「・・・・・・・。」
僕「一緒に行きたい気持ちは分かるけど、状況的には仕方ないだろ？？」
Ｂ「ああ・・・確かに、誰かは残らないといけない・・・。」
僕「・・・そういう事だ。」
Ｂ「了解だ・・・トラン。」
僕「純史さんが来たら、幸枝さんは純史さんの家に行ってほしい。」
幸枝「分かりました。」
僕「Ｂは、愛子さんを自宅に戻してくれ。」
Ｂ「了解。」
愛子「じ、自宅って！！」
愛子「私も・・・」
愛子「私も、黒田と戦います！！」
僕「・・・・・・。」
僕「冗談いうなよ。」
僕「君は・・・」
僕「邪魔なんだよ・・・。」
愛子「・・・え？？」
僕「愛子さんが来ると、邪魔なんだ。」
愛子「そ、そんな言い方って・・・」
僕「何度でも言う。」
僕「邪魔なんだ。」
愛子「・・・ひ、酷い。」
僕「Ａがやられている時に、車内で震えていた奴は、必要ない。」
Ａ「トラン！！」
Ａ「さすがに、言い過ぎだぞ！！」
険悪な雰囲気が・・・
漂ってしまいました。
〔クリックしてほしいです。〕
う〜ん、悩ましい 
読ませて頂くの2回目です。
