トランペン。

50本すべてご応募頂きました。

ありがとうございました。

届いたとのコメントも頂けて、嬉しい限りです。

5月8日に発送を完了していますので、まだ到着していない方は、今しばらくお待ちください。

え〜〜

事務所の近くに、リサイクルショップがあって、たまに見に行くのですが、今まで欲しい、欲しいと思っていたけど、指をくわえて見るだけで、中々買う勇気が無かった、中古の冷蔵庫を今回思いっ切って購入しました♪

やっとだよ・・・

やっと買う勇気が出たよ・・・

中古といえども、冷蔵庫が高くて買う勇気がなかっただけでなく、電気代とかを考えると躊躇していたんだよ・・・

でも、これでぬるくなったお茶や缶コーヒーを飲む日々から解放される・・・

これで、事務所でもアイスを食べれる日々になれる。

来客に冷たい飲み物をお出しする事が出来る。

これで、食べ残しの弁当を冷凍庫に入れて凍らし、ゴミ捨ての日までの嫌〜な臭いがする日々から解放され、ゴキブリが来るかもとの恐怖も解放される。

今は、冷蔵庫を見るとニヤニヤしています。

それでは。

「夫の浮気に制裁を 12」

よろしくお願いします。


僕は翔太と向き合って話をした。

「翔太君。」
「君なら大丈夫だと思うけど、僕が探偵だという事は、お父さんには話さないでほしい。」
「話してしまうと、お母さんを守れなくなってしまう。」

翔太は即座に言う。

「話すわけないよ!!」
「お母さんが困るんでしょ。」
「それに、こういうのは秘密裏に進めないとね。」

・・・難しい言葉を知っているな。

「お母さんは今、凄く大変なんだ。」
「翔太君はお母さんの言う事を聞いて、守ってあげるんだ。」
「出来るか?」

「出来るに決まっているよ!!」
「今までも、お母さんを守って来たんだ!!」

「そうか、それなら安心だ。」
「お母さんを助けるには、まだ時間がかかる。」
「それまでは、君と僕は仲間だ。」
「二人でお母さんを守るぞ。」
「約束だ。」

「分かった!!」
「絶〜〜対に、絶〜〜対に約束する!!」
「探偵のおじさんも約束を守ってね!!」

「ああ、約束は絶対に守る。」

「やった〜〜!!」

翔太はキラキラした目で僕に言った。

「ねえ〜探偵のおじさん!!」
「探偵のおじさんは、どんな秘密道具をもっているの??」

・・・ドラえもんが頭に浮かんだ。

「・・・ひ、秘密道具は、秘密だから誰にも見せないんだ。」

「そっか〜そうだよね〜〜。」

翔太は急に明るくなった。
安心したのだろう。

「それと、探偵のおじさんはやめてほしいな。」
「探偵と言う事は、誰にも知られたくないんだ。」

「そっか〜そうだよね。」
「じゃぁ〜おじさんでいいね。」
「ね!!おじさん!!」

翔太は僕を信頼したのだろう。
先ほどとは打って変わって、いろいろな事を話してくれた。

ファミレスを出て、車に乗り真紀さんの自宅に向かう。

「おじさんの車って、沢山いろんなボタンがあるよね。」
「ボタンを見て、おじさんがお母さんと話していた、探偵だと分かったんだ〜」
「でも、暫くは観察して本物かどうか確かめていたんだ。」

「ハハ・・・翔太君は賢いな〜〜」

「でしょう〜〜!!」
「で、どれを押したら、ミサイルが出るの??」

「・・・ハハ・・・それは秘密なんだ〜〜」

「そうだよね〜!!」
「危ないからね〜!!」

翔太が声をあげて笑っている。
真紀さんも笑っていた。

真紀さんには、心のフォローが必要だと思ったけど・・・
もう、大丈夫そうだな。

翔太が付いているんだ。

自宅近くに付き、真紀さんが先に翔太に帰るように伝えた。

「じゃ〜〜ね〜〜たん・・・いや、おじさん〜〜!!」

「ああ、さよなら。」

「さよなら〜おじさん!!」

手をブンブンふりながら、翔太は帰っていった。

翔太が家に入ると、真紀さんが話しかけて来た。

「トランさん・・・今日は本当にすみません。」
「調査の邪魔をしてしまって。」
「何故、あんな行動をしてしまったのか、私自身も分からなくて・・・」

「そうですね・・・ちょっと修羅場でしたね。」

「す、すみません・・・」

「でも、もう大丈夫ですよね。」

「え??」

「貴女には翔太君がいる。」
「そして翔太君は、貴女を全力で守ろうとしている。」
「貴女も、翔太君を守らなければいけない。」

「・・・・・・・・。」
「はい。」
「そうですね。」

「そして、僕もいる。」

「はい。」

「貴女には、翔太君と僕の二人の味方がいるんだ。」

「はい!!」
「本当にそうですね。」
「なんか、安心しました。」

子供の力は・・・偉大だな。

「ご主人のパターンは大体把握しました。」
「僕は、完璧な証拠を必ず取ります。」
「貴女は、次の段階を考えて下さい。」

真紀さんは僕の目を見て聞いた。

「え??次の段階??」

本来なら、もう少し証拠を押さえ、確実に勝てると判断してから、次の段階の話をする事にしている。

次の段階とは、証拠を押さえた後の次のステップだ。

真紀さんの場合は、まずは再構築か離婚かを判断してもらう。

判断が出来たのなら、そこから依頼者が求める内容に出来るだけ近づけるように、細かい段取り、作戦を考えていく。

状況によって流れが決まってしまう場合もあるが、どのような段取りをしていくのか、どのような事が出来るのかを伝え、依頼者に選択してもらう。

今までの経験上、真紀さんの場合は再構築の可能性は極めて少ない。

しかし、真紀さんは今でも再構築を考えているはずだ。

最終決定は真紀さんだ。

真紀さんの人生なのに、僕から離婚しか選択肢が無いとは、とてもじゃないが言えるはずがない。

しかし、再構築を選択しても、結局は離婚する状況しかなくなり、その過程で真紀さんがさらに傷ついていく姿が思い浮かぶ。

愛して結婚したはず夫が、自分の事も好きだと思っていた夫が・・・
翔太がいるのにも関わらず・・・

信じられないぐらい残酷な仕打ちをしてくるから。

あの雄太ならやりかねない。
依頼者に驚かれる事が多いが、相手の性格、性質、行動パターンはある程度、本人を確認すれば、何故か読めてしまう。

僕の読みが正しければ、雄太は真紀さんを敵と判断したら、徹底的に追い詰めてくるタイプだ。

こちらもそれに対抗する準備はする予定だ。

しかし、真紀さんが再構築を判断した場合は、どうしても使えないカードが出てくる。
やり直すのであれば、こちらから攻撃をするのは極力やめ、話合いで解決をする方法を模索していかなければならない。

攻撃をし、または脅し、押さえつけ再構築を求めるやり方もあるにはある。
その方法を選択した依頼者もいる。
しかしそれは、前にも語ったように、形だけの再構築で、力で押さえつけても、破滅するのが目に見えている。

それに真紀さんは、力で押さえ込む再構築は望まないだろう。

また、雄太は真紀さんが浮気を知っていたと分かったら、容赦しないはずだ。

再構築なんか、微塵も考えないはずだ。

浮気相手のひとみを守る為に、自分を守るために、真紀さんを敵と認識して、とことん攻めてくるだろう。

とことん真紀さんを悪者にするだろう。
とことん証拠を隠すだろう。
とことん財産を隠すだろう。
とことん経済DVをしてくるだろう。

本来なら・・・
雄太に浮気を知っていると伝える前に・・・
攻めてくる前に・・・
それらを押さえ、または対策をしていかなければならない。

しかし・・・
真紀さんが再構築を優先するのなら・・・
押さえる事によって、対策する事によって、雄太が逆上するのを避けなければならない。
しかし、雄太は、格下だと思っている真紀さんから、浮気を知っている事実を告げられたら、逆上して再構築なんて考えもしないだろう。
真紀さんが再構築したいと訴えても、真紀さんを敵と判断し、即座に攻撃してくるだろう。
その場合、カードが限定される再構築の場合は、どうしても行動が後手に回ってしまう。

真紀さんには、再構築か離婚か、考える時間を多く与えないといけない。
真紀さんがどのような判断をするかで・・・
僕がするべきことが変わって来る。

僕は真紀さんに話した。

「はい。」
「証拠を確保した後の事です。」
「再構築を目指すのか、離婚をするのか・・・」
「まだ結論は出ないと思いますが、これからの事を考えて下さい。」
「貴女と、翔太君の5年後、10年後の未来を考えて下さい。」
「貴女の結論で、これからの行動が変わってきます。」

真紀さんは黙ったまま頷いた。

「ただ、貴女には翔太君がいる。」
「すごく頼れる翔太君がね。」
「まだ、結論は出さなくてもいいですが、証拠が揃った頃には・・・」
「どうするか、最終決定を出してほしいです。」

「分かりました・・・」
「しっかりと・・考えます。」

真紀さんは・・・

家族三人が暮らす、自宅を見詰めながら・・・

思い詰めたように答えた。



〔クリックしてほしいです。〕

人気ブログランキング

トラン探偵事務所ブログ