なかなか・・・

更新が出来ないですね。

前回の更新から3件ほどの調査のご依頼があり、日本列島の半分を行き来していました。

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ある地域で、白鳥のボートが朽ち果てている場所の側に、本当の白鳥の家族がいました。

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子供達の側に・・・・

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親鳥もいました。

でも、よく見ると・・・
白鳥睨む








何故か、こちらを睨んでいます。

この睨み方は、今までの経験上、ただものではないと判断し、怖かったので退散しようと思っていたら・・・

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ゆっくりと・・・

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ゆっくりと・・・・

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僕に近づき・・・・

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突然の噛み付き攻撃!!

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そして・・・

お前もかかってこい!!と挑発します。

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親鳥の後ろでは、子供が僕たちの戦いを見守っています。

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そして親鳥の再攻撃!!

僕はこの親鳥と戦ったら、死ぬかもしれないと判断し、死にたくないので、慌てて退散しました。

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白鳥は、逃げ出した僕を見て、勝ち誇った顔をしています!!

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この、鋭い眼光!!

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数々の戦いに勝ち抜いた強者達でも、この眼光を見れば、逃げ出してしまうでしょう。(僕が弱い訳ではありません。)

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そして、親鳥は子供達の所に戻っていきました。

子供「弱っちい奴だったね。」

親鳥「口ほどにもないな。」

という声が、脳内で聞こえてきます。


他にも、10人ぐらいが、写真を撮ったり、僕よりも近くで白鳥の家族を見ていた人もいたのに・・・

何故、僕をターゲットにしたのか分かりません。

よっぽど、弱いと判断されたのか・・・・

それとも、好敵手と判断されたのか・・・

どちらにしても、探偵は目立ったらダメなので、親鳥に目を付けられたのは探偵失格です。

まだまだ、精進しないと・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

監視者1


一般車両は道に迷った以外には通行しないような、地図にも載っていない林道の車両の出入りの調査が入りました。

依頼者さんはある企業の社長で、書類関係や、その他色々な証拠は固めているので、後は実際にその林道に、ある車両が出入りする映像が撮れれば成立する調査でした。

下見をしましたが、僕の車両を止める場所はなく、車内での撮影は諦め、少し離れた林の中に車両を止め、とぼとぼ歩いて林道近くに川があったので、その川べりで監視に入りました。

調査期間は1週間。

最初の4日間は早朝から16時間の監視・・・

それでも現れなければ、残りの3日間は夜間も含めての監視となりました。

1日目の調査を開始して、1時間後・・・

何かが、僕に向かって猛ダッシュしてきてるのに気づきました。

僕「・・・・・・・・・・・・・・・!!」

僕「な・・・んだ??」

思わず身構えます。


すると・・・

尻尾をぶんぶん振りながら、中型犬が僕に近づいてきました。

野良犬か??と思い、警戒しましたが・・・

首輪をしているので、飼い犬だと判断しました。

何よりも、「遊んで〜〜!!」って感じで、僕の周りを飛び跳ねています。

仕事モードに入っている僕も、思わず和んでしまいました。

すると後から・・・

お爺さんとお婆さんが、こちらに近づいています。

「やばいな・・・」

とは思いましたが、犬が僕から離れないので、隠れる訳にもいきません。

お爺さんとお婆さんは、僕を警戒する事なく、「こんにちは〜〜」と挨拶をしました。

僕「こんにちは・・・」

お爺さん「何処から来たのかね??」

僕「あ、〇〇県です。」(嘘ですが・・・)

お婆さん「遠い所から来たんだね〜。」

お婆さん「何しに、来たんだね??」

僕「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

僕「僕は写真を撮る仕事をしているので、自然とかを撮影してまわっています。」

お爺さん「そうか。カメラマンか!!」

僕「え〜〜まぁ〜・・・」

お婆さん「偉いさんだね〜〜。」

僕「い、いえ・・・そういう訳では・・・」

お爺さん「ちょうど良かった。」

僕「はい??」

お爺さん「初対面で申し訳ないが、ここの所、写真を撮っていないので、写真を撮ってほしいんだが・・・」

僕「え??」

僕「いいですけど・・・」

僕「カメラはお持ちですか??」

お爺さん「そんな物はない。」

お婆さん「カメラは無いね〜〜」

犬「ワン〜ワン〜♪」

僕「えっと・・・」

僕「家にも無いですか??」

お爺さん「無い。」

お婆さん「無え〜」

犬「ワン〜ワン〜〜♪」

僕「えっと・・・・」

僕「僕のカメラで撮るって事ですか??」

お爺さん「そういう事になるな。」

お婆さん「なりますね〜」

犬「ワン〜ワン〜〜♪」

僕「えっと・・・」

お爺さん「頼めるか?」

お婆さん「お願いします〜」

犬「ワン〜ワン〜〜♪」

僕「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

僕「わ、分かりました・・・」


僕は仕方なく、僕のカメラで、二人と犬を撮影します。

それをモニターでお見せします。

お爺さん「すごいな〜!!」

お爺さん「今はこうやって、テレビみたいに見れるんだな!!」

お婆さん「すごいですね〜お爺さん。」

犬「ワン〜ワン〜〜♪」

僕「えっと・・・」

僕「明日か、明後日には、現像してお渡ししますね。」

僕「ご自宅は、どちらですか??」

お爺さん「あそこの家だよ。」

おじいさんが指差した所に、村から少し離れた場所に、一軒だけ小さめの家がありました。

僕「分かりました。」

それから少しの時間、雑談をして別れました。


僕「ふぅ〜〜」

僕「第一村人発見の気分・・・」

僕「いや・・・」

僕「発見された側か・・・」

僕「ふぅ〜〜」

結局、その日の調査では林道に入った車両は一台もなく・・・

町に戻り、夜間でも印刷できる店に入って、お爺さん達の写真を現像しました。


次の日・・・

川べりで監視をしていると・・・

「ワン〜ワン〜〜♪」

また、犬がやってきました。

続いて、お爺さんとお婆さんも来ます。

僕「こんにちは。」

お爺さん「今日もカメラマンか?」

僕「そうです。」

僕「この景色が気に入ったので、暫くここで撮影をしようと思いまして。」

お婆さん「暑いのに大変ですねぇ〜。」

僕「いえいえ、仕事なので・・・」

犬「ワン〜ワン〜〜♪」

僕「・・・犬の名前はなんですか?」

お爺さん「ポチだよ。」

僕「ポ、ポチですか。」

僕「・・・・・・・・・・・・・・。」

お爺さんに、お婆さんに、ポチ・・・・

僕は、昔話の世界に紛れ込んでしまったのだろうか・・・

僕「あ、そうだ。」

僕「昨日、撮った写真出来ましたよ。」

僕「どうぞ。」

僕は、お爺さんに写真を渡します。

お爺さん「おお〜〜ありがとう。」

お婆さん「写真なんか、本当に久しぶりですねぇ〜」

犬「ワン〜ワン〜〜♪」

僕「喜んで頂けてうれしいです。」

お婆さん「さっそく、家に飾りましょうよ。」

お爺さん「そうしよう、そうしよう。」

そう言うと、お爺さんとお婆さんとポチは帰っていきました。

結局、その日も何もなく・・・

夜、町に戻りました。

なんとなく、お爺さんとお婆さんとポチの事を考えていると・・・

昨日、印刷した店の横を通りすぎました。

僕「そういえば・・・・」

お婆さんは、写真を家に飾ろうと言っていたよな・・・

僕「・・・でも、L版で印刷したから、写真小さかったかもな。」

僕「・・・・・・・・・・・・・・・・。」

僕は、店に入り、もう一度印刷をしました。

今度はA4サイズで。

ついでに、額も買います。

普段はこんな押しつけがましい、親切の押し売りはしないのですが・・・

珍しく、そんな気持ちになりました。


次の日・・・

川べりで監視をしていると・・・

犬「ワン〜ワン〜〜♪」

僕「お、来たかポチ。」

犬「ワン〜ワン〜〜♪」

お爺さん「今日も撮影かね。」

お婆さん「毎日大変だね〜〜。」

僕「いえいえ、この景色気に入ったので、楽しんでます。」

僕「そうだ。」

僕「押しつけがましいみたいですが・・・・」

僕「昨日の写真を家に飾ると聞いて、ちょっと小さいなと思いまして・・・」

僕「良かったら、これを家に飾って頂けないですか?」

僕は昨日の額に入れたA4の写真をお渡しします。

お爺さん「え!?」

お婆さん「あれ、まぁ〜」

僕「迷惑でなければいいのですが・・・」

お爺さんとお婆さんは、僕の顔を見て、黙ったままです。

お爺さん「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

お婆さん「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

え、本当に迷惑だったのかな?

本当に押しつけがましかったのかな。

なんとなく、気まずい空気が流れます。

僕「・・・・・・・・・・・・・・・・。」

僕「すみません・・・ご迷惑でしたか?」

お婆さん「・・・あんた・・・本当に良い人なんだねぇ。」

お爺さん「ああ、今までここに来た人間で、こんな親切にしてくれた人は一人もいなかったな。」

お婆さん「それどころか、ジジ〜!!ババ〜〜!!あっちに行け!!とか怒鳴った人も何人もいたのにねぇ」

僕「え!?」

お爺さん「ポチに石を投げた奴もいたなぁ。」

お婆さん「あの人は、次の日には回収して貰いましたけどね。」

僕「・・・・・!!」

僕は辺りを見渡します。

カバンに入れていた、防犯道具を握りしめます。

この人たちは・・・


敵だ!!


監視者だ!!


僕「どうする!!」

僕「この二人を拘束するか・・・」

僕「でも・・・」

どうしても、悪い人には見えません・・・

どうする・・・

僕「・・・・・・・・・・・・。」


他にも仲間がいるのか・・・

辺りを見渡します。


一気に・・・汗がしたたり落ちました。


つづく


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