今回はある元依頼者さんから、許可を頂き掲載をしました。

浮気といっても、様々な内容、結末があります。

調査をしている時は、今までの経験である程度の推測をしますが・・・

見事に覆される、酷い内容も見て来ました。

元依頼者さんから、掲載の許可を頂いている内容はまだあるので、また他の内容も掲載をしたいと思っています。


それでは・・・

「浮気の結末」

よろしくお願いいします。



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『トラン探偵事務所』


ある、奥さんの不貞行為の調査をしていました。

会社の定時は17時30分なのに・・・

以前は、18時30分までには帰宅していたのに・・・

ここ半年ぐらい、毎日残業で帰宅が深夜になる事も頻繁になっている。


携帯履歴をこっそり確認したら・・・

17時40分から18時ぐらいの間に、必ず連絡を取り合っている人物がいる事が判明した。

名前は女性の名前だけど、状況的におかしいので、浮気をしているのではないかと疑い、調査をしてほしいとの依頼でした。

ご主人、奥さんとも40代です。


僕は、奥さんの会社の駐車場で、奥さんの車を監視していました。


17時38分・・・

奥さんが自分の車に乗り込むのを確認しました。


僕「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」


僕「当たりだな・・・」

僕「まっすぐ家には帰らないだろう・・・」



毎日残業の奥さんが・・・

調査をした初日に、何ヶ月ぶりに残業がなく、まっすぐ帰るなんて偶然は極めて薄いです。

普通に考えれば、残業だと嘘をついて、ご主人に言えない行動をしている事が、容易に想像出来ます。

奥さんの車が駐車場から移動しました。


ブロロロロロロ〜〜


僕は、奥さんの車を尾行します。


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」


「家とは反対方向だな・・・。」

「さてと・・・」

「何処に行くかだけど・・・」

「ご主人の勘は当たりだろうな・・・」



奥さんは一切の警戒もなく、移動をしています。

暫く尾行をしていると・・・

ある、アパートの駐車場に、奥さんは車を止めました。


僕「・・・・・・・・・ん??」

僕「奥さんが止める駐車場がある??」


僕「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」



ここが、男の家だとしたら・・・

男は車を持っていないけど、駐車場を契約していて奥さんが駐車しているのか・・・

空きの駐車場を勝手に使っているのか・・・

2台の駐車場を契約しているか・・・

男は路上駐車をするかだけど・・・


僕「今までのケースで考えると・・・」

僕「2台を契約してそうな気がするな・・・」


僕「どちらにしても・・・」

僕「ビンゴだな・・・」



僕は撮影を始め・・・

奥さんが駐車場に車を止め・・・

ドアを開けて降りる映像と、アパートに向かって歩く姿を撮影しました。


しかし・・・

ドアはアパートの裏側です。

駐車場側からは確認出来ません。


僕「どうする・・・」

僕「降りて、何号室に入室するか確認するか・・・」


僕「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」


僕「いや・・・」

僕「万が一見られて警戒されたら、元も子もない。」

僕「まだ、始まったばかりだ。」


僕「ここは・・・我慢だ。」

僕「まだ、チャンスはある。」


僕「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」



僕は、奥さんが、アパートの階段を上るか、そのまま1階のドア側に行くかを確認しました。


僕「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

僕「2階か・・・」



奥さんは階段を上がりました。


僕「6部屋か・・・。」


アパートは、二階建ての12部屋のアパートでした。

2階は6部屋になります。

時期は夏でまだ日は落ちていません。


僕「まだ・・・明かりは点けないな・・・。」


夜ならば、電灯が点けば、高確率でそこが密会場所と分かるのですが・・・

この時間では、どこかはベランダ側では確認出来ません。


僕「でも・・・」

僕「まだ、やりようはあるさ。」



僕はドア側に周り、撮影出来るポイントはないかを確認しましたが・・・


僕「・・・だめだ。」

僕「ドア側は民家だ。」

僕「望遠も無理だ。」

僕「ドア側から撮影出来るポイントがない。」


僕「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」


僕「仕方ない・・・」

僕「ベランダ側で監視をしよう。」



僕はベランダ側に戻り、監視をしました。

2階の6部屋を絶えず見続けます。


暫くすると・・・

ある部屋の電灯が点灯しました。


そして・・・

少しして、また別の部屋の電灯が点灯しました。

合計で3部屋の電灯が点灯しました。


僕「これで・・・」

僕「奥さんが入室した部屋が・・・」

僕「三分の一の確立になったな・・・」


僕「後は・・・」

僕「男がもう部屋にいるのか・・・」

僕「それとも、これから帰ってくるのかだな・・・」


僕「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」



暫くすると・・・

一台の車がアパートの駐車場に車を止めました。

ドアを開けた時にルームランプが点灯します。

僕はそのチャンスを逃さず・・・

車の運転手を撮影しました。


僕「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」


僕「男は男だけど・・・」

僕「どうみても20代前半だよな・・・」


僕「これは・・・」

僕「違うかな・・・」



と・・・

思った時・・・

2階のベランダの窓が開きました。


僕「・・・・・・・・・・・・・!!」



僕「奥さんだ!!」


奥さんは、ベランダから下の駐車場を覗き込み・・・

20代の男と話しています。


奥さん「遅かったね♪」


男「うん。」

男「帰り際に上司に怒られて、遅くなったよ。」

男「あいつ、むかつくよ。」


奥さん「大変だったね。」

奥さん「ご飯出来ているから、早く入ってきて。」


男「すぐ行くよ。」

男「あ、シュークリーム買ってきた。」


奥さん「やった〜♪」

奥さん「やさしいね〜〜〇〇ちゃんは〜♪」


男「ヘヘヘヘヘヘ〜〜♪」


男は・・・

嬉しそうに階段を上がっていきました。

僕はそのやり取りをカメラで撮影しました。


僕「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

僕「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」


僕「ラブラブだね・・・」

僕「お二人さん・・・」



確か・・・

ご主人から聞いた話では・・・


奥さん「これから毎日残業があるから、休みの日にしか夕食は作れない。」

奥さん「適当に弁当とか、外で食べてきて。」



って言われて、6ヶ月ぐらいは休みの日以外は、毎日弁当だって言っていたよな・・・

奥さんは、残業をすると、夕食が会社から支給されるって言っていたよな・・・


家に帰って、ご主人が話しかけても・・・

残業で疲れたから寝るって言って、風呂に入ってすぐに寝てるって言っていたよな・・・


それに・・・

あの男・・・

どう見ても20代前半だよな・・・

駐車場も二台あるみたいだし・・・

本気って感じだな・・・


僕「はぁ〜〜」

僕「ご主人に、この事実を伝えないといけないけど・・・」

僕「伝えにくいな・・・」

僕「でも・・・」

僕「事実を伝えるのが、僕の仕事だし・・・」


僕「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」



僕は携帯を取り出し・・・

ご主人に報告をしようと思うのですが・・・

中々、通話ボタンが押せません。


僕「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」


僕「えい!!」



掛け声とともに、勢いで通話ボタンを押します。


プルプルプル〜


ご主人「トランさん!!」

ご主人「状況はどうですか!!」


僕「・・・男と接触しました。」


ご主人「おとこ〜〜!?」

ご主人「やっぱり浮気していたんですか!?」


ご主人「今はホテルですか!?」

ご主人「ど、どこのホテルですか!?」


僕「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」


僕「ホテルではなく、アパートです。」


ご主人「ア、アパート!?」

ご主人「男のアパートですか!?」


僕「状況的に、たぶんそうだと思いますが・・・」

僕「断定は出来ません。」


ご主人「どんな感じの男ですか??」


僕「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」


僕「見たイメージは・・・」

僕「・・・20代前半の痩せ型の、ひ弱そうなイメージです。」


ご主人「2、20代前半〜〜!?」


僕「はい・・・。」


ご主人「そ、そんな若い男と、妻はどうやって知り合ったのですか!!」



僕「それは・・・僕には・・・分かりません。」


ご主人「・・・・そ、そうですよね。」

ご主人「すみません。」


僕「いえ・・・」

僕「奥さんが先に、アパートに入っているので、多分奥さんは合鍵を持っていると思います。」


ご主人「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」


僕「男が駐車場に車を駐車したのに気づいたみたいで、ベランダの窓を開けて男と会話をしているのを聞きましたが・・・」

僕「奥さんは料理を作ったと男に話していました。」


ご主人「料理〜〜!?」

ご主人「俺には、弁当を食べろって言っていたのに・・・」

ご主人「ここ何ヶ月か、まともに料理も作っていないのに・・・」


ご主人「ふざけるな!!」


僕「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」


僕「奥さんは、会社からまっすぐアパートに来ていて、途中で買い物をしていなかったので、買い置きをしていたのでしょうね。」

僕「頻繁にここに通っていると思います。」


ご主人「・・・そうでしょうね。」


僕「今の所は、そのような状況です。」

僕「男との接触の撮影も出来ました。」

僕「僕はこのまま監視を続け・・・」

僕「奥さんが帰るまで確認します。」


ご主人「分かりました・・・」

ご主人「・・・お願いします。」


ご主人は・・・

力のない声で、こたえました。


僕「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」


僕「今からが始まりです!!」

僕「頑張りましょう!!」


ご主人「そうですよね・・・」

ご主人「疑って、トランさんに依頼をしたのに・・・」

ご主人「覚悟はしていたのに・・・」

ご主人「でも・・・やっぱり・・・辛いですね・・・」



僕「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」


ご主人「なんで・・・こうなったんだ・・・」



と・・・つぶやきながら・・・

電話が切れました。


僕「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」


僕「ご主人・・・」

僕「辛いだろうな・・・」

僕「・・・僕も、そうだった。」


僕「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」



僕はそのまま監視を続けました。


深夜12時30分を過ぎた頃・・・

部屋の電気が消灯しました。


そして、暫くすると・・・

奥さんと、男が駐車場に、出てきたのを確認しました。

二人は、手を繋いでいます。


僕「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」


僕「警戒心は・・・」

僕「やはり、ないな・・・」


僕「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」


奥さんが自分の車に乗りました。

奥さんは車の窓を開け・・・

見送りをしている男と・・・

当たり前のように、キスをしました。


僕「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」



奥さんは車を動かしながら・・・

男に手を振り・・・

男も奥さんに手を振っています。


僕は、男が2階に上がるのを確認すると・・・

奥さんの車を追いかけました。


このアパートから、自宅までの道は、監視をしている最中にナビで登録をしておきました。


暫く車を走らせていると・・・

2台先前に、信号待ちをしている奥さんの車を確認しました。

ご主人に電話をして、状況と帰宅ルートだという事を伝えました。


ご主人「キスですか・・・・」

ご主人「好き放題ですね。」


僕「・・・はい。」


僕「大事な事は・・・」

僕「ご主人は、今日の状況を知ったのですが・・・」

僕「奥さんには一切、何も言わないで下さい。」

僕「顔にも出さないで下さい。」

僕「いつも通りの行動をして下さい。」



ご主人「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」


ご主人「分かりました・・・。」

ご主人「でも、妻と話をすると怒りがこみ上げるので・・・」

ご主人「布団に入って、寝る事にします。」



僕「・・・それがいいですね。」

僕「まだ調査は、残り4日間あります。」


僕「密会場所がアパートなので、キスをしている映像が撮れたとしても、いい訳をするかもしれません。」

僕「状況的には、毎日のように密会をしていると思います。」

僕「継続的な証拠を掴んで、いい訳が出来ないようにしましょう。」


ご主人「分かりました。」

ご主人「お願いします。」



僕「あ・・・」

僕「奥さん、〇〇の交差点を左折しました。」

僕「もうすぐ自宅です。」


ご主人「分かりました。」

ご主人「・・・お疲れ様でした。」


僕「はい・・・」

僕「お疲れ様でした。」


電話を切りました。


奥さんは、自宅の駐車場に車を止め・・・

自宅のドアを開けて、室内に入るのを確認しました。


僕「終了だな・・・」


僕「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」


僕「この調子なら、証明はなんとかなりそうだな・・・」


僕「さてと・・・」

僕「ホテルに戻るか・・・」



それからも調査を続け・・・

調査の過程で、男の氏名も判明し・・・

男の勤務先も確認出来ました。


奥さんは相変わらず、毎日男のアパートに通いつめ・・・

二人で外食している姿や・・・

男の洗濯物を干している姿などを確認できました。


また、会社の飲み会で遅くなるので、泊まるとご主人に言い・・・

実際には、男のアパートで宿泊をしている証拠も掴みました。


いい訳が出来ないぐらいの証拠は揃いました。

この証拠があれば、調停、裁判でもかなり有利に進めれるでしょう。


しかし、調査最終日・・・

ご主人をさらに、どん底に突き落とす事件がありました。


その日は・・・

ご主人は休日出勤で、奥さんは1日自由に行動出来る日でした。

僕は朝から、自宅を監視していました。


朝10時過ぎ・・・

奥さんが車で移動するのを確認しました。

僕は、奥さんの尾行に入りましたが・・・


僕「あれ??」

僕「男のアパートに行く道じゃないな・・・」

僕「どこに行くのだろう??」



奥さんは、男のアパートとは逆方向に向かって、進んでいました。


僕「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」


僕「朝がまだ早いから、買い物にでもいくんだろうな・・・」



と・・・

この時はまだ、軽く考えていました。

相変わらず、奥さんは警戒心はなく、尾行はスムーズに行なう事が出来ました。

奥さんの車が、ある建物の駐車場に入りました。


僕「え!?」

僕「嘘だろ!?」

僕「ここは・・・」




僕「産婦人科じゃないか!!」





奥さんは、車を産婦人科の駐車場に止め・・・

産婦人科に入っていきました。


僕「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」


僕「まじかよ・・・」



今までも、対象者や、対象者の浮気相手が産婦人科に入っていったのを、確認した事は何度もありましたが・・・

ほぼ、後で妊娠していた事が判明しています。


僕「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」


僕「ご主人になんて言おう・・・。」


僕「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」


僕「違う理由で、産婦人科に行ったのなら、まだ救いはあるんだけど・・・」

僕「でも、言いにくい・・・」


僕「これは・・・伝えにくいな・・・」


僕「しかし、事実を伝えるのが僕の仕事だし・・・」


仕事とはいえ・・・

さすがに胃が痛くなりました。



僕「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」


僕はご主人にメールをしました。


「お時間ある時に、お電話下さい。お伝えする事があります。」


すると・・・

すぐに、ご主人から電話がかかりました。


プルプルプル〜〜


電話を出るに勇気が入りましたが・・・

出るしか僕の選択肢はありません。


僕「もしもし・・・」


ご主人「トランさん、お疲れ様です。」

ご主人「今日も、男と会っていますか??」



僕「いえ・・・」

僕「今はまだ、男とはあっていません。」


ご主人「え??」


ご主人「だったら何故メールで、『お伝えする事があります。』と書いたのですか??」


僕「言いにくい事をお伝えします。」


ご主人「はい??」


僕「落ち着いて聞いて下さい。」


ご主人「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」


ご主人「また、何かあったのですね・・・」

ご主人「でも・・・大丈夫です。」

ご主人「もう、驚く事もないでしょう。」

ご主人「教えて下さい。」


僕「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」


僕「奥さんですが・・・」


ご主人「・・・はい。」


僕「・・・産婦人科にいます。」


ご主人「・・・・・・・・・・・?」

ご主人「・・・・・・・・・・・・??」

ご主人「・・・・・・・・・・・・・???」

ご主人「・・・・・・・・・・・・・????」


ご主人「・・・・・・・・・・・・・・!!!!!」




ご主人「さ、産婦人科ですか!?」




僕「・・・はい。」


ご主人「そ、それって、どういう事ですか!!」


僕「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

僕「産婦人科に行くのは、色々な理由が考えられます。」


ご主人「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」


僕「生理不順だったり・・・」

僕「性病にかかったのかもしれません・・・」


ご主人「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」


僕「でも・・・」

僕「僕の経験として・・・」

僕「不貞行為をしている最中に産婦人科に行った人達は・・・」


僕「ほぼ・・・」

僕「妊娠が判明しています。」


ご主人「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!」


ご主人「つ、妻が・・・」

ご主人「に、妊娠!?」

ご主人「お、俺は覚えがないぞ!!」


僕「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」


僕「断定は出来ませんが・・・」


僕「一度、調べてほしいです。」


ご主人「な、何をですか!?」


僕「家中のゴミ箱や、ゴミ袋をあさって下さい。」


ご主人「・・・・・え??」



僕「妊娠検査薬があるかもしれません・・・」



ご主人「・・・・・・・・・・・・・・・・!!」


ご主人「わ、分かりました!!」

ご主人「会社を早退して、すぐに調べてみます!!」


僕「そ、そんなに急がなくても・・・」


ご主人「明日はゴミの日です。」

ご主人「調べるなら、今しかないです!!」


僕「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」


僕「・・・分かりました。」


僕「奥さんが家の方面に向かう時は、すぐにご連絡します。」


ご主人「もし、妊娠しているのが事実なら・・・」

ご主人「俺は、絶対に妻を許しません!!」


僕「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」



僕は、ご主人と電話を切った後も・・・

奥さんの監視を続けました。


2時間後・・・

奥さんが、産婦人科から出てきました。


奥さんは・・・

お腹を触りながら・・・

嬉しそうに・・・

微笑んでいました。


僕「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」


僕「これは・・・」

僕「妊娠・・・しているな・・・」



僕「そして・・・・産むつもりだな・・・」


僕「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」


奥さんは、車に乗り・・・

移動をしました。


途中・・・

スーパーにより、食料品を買い・・・

男のアパートに入りました。

男の車はまだありません。

僕は、アパートの監視に入りました。


その時・・・


プルプルプル〜〜


ご主人から電話がかかってきました。


僕「もしもし・・・」


ご主人「トランさん!!」

ご主人「あった!!」

ご主人「ありました!!」


ご主人「妊娠検査薬が・・・」

ご主人「ゴミ袋の中に・・・」

ご主人「トイレットペーパーに包まれて入っていました!!」



僕「・・・・・・・・・・・・・・・・。」


僕「その・・・」


僕「妊娠検査薬ですが、判定と終了の文字が書いてあるタイプですか??」


ご主人「は、はい!!」

ご主人「横に書いてあります。」


僕「その横に、線はありますか??」


ご主人「線??」

ご主人「は、はい!!」

ご主人「判定の横と、終了の横に線がそれぞれあります!!」


僕「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」


ビンゴか・・・


僕「それは・・・」

僕「・・・妊娠しているって事です。」


ご主人「・・・・・・・・・・・・・・・!!」


ご主人「あ、あいつ〜〜!!」

ご主人「いったい、何を考えているんだ〜〜!!」


僕「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

僕「辛い気持ちは分かりますが・・・」

僕「それを携帯のカメラでもいいので、撮影してください。」


ご主人「撮影??」



僕「はい。」

僕「証拠として使います。」


僕「出来れば、今日の新聞とか、日にちが分かる物と一緒に撮影をして下さい。」

僕「それと、ゴミ袋をバックに、妊娠検査薬を撮影して下さい。」


ご主人「わ、分かりました!!」


僕「ゴミ袋に入っていたなら、奥さんはもう一度、ゴミ袋を開けて確認するまではしないでしょう。」

僕「その妊娠検査薬は、保管してください。」

僕「それも、証拠として使えます。」


ご主人「・・・分かりました。」


僕「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」


ご主人「トランさん・・・」


僕「はい・・・」


ご主人「こんな酷い現実って・・・」

ご主人「本当に・・・あるんですね・・・」


ご主人「妻のお腹の子は・・・」

ご主人「誰の子になるんですか??」


僕「もし・・・」


僕「奥さんが産むのであれば・・・」

僕「これから離婚をしたとしても・・・」

僕「基本的には、貴方の子供になります。」


ご主人「そ、そんな馬鹿な事って・・・!!」


僕「でも・・・」

僕「こちらは証拠を掴んでいます。」

僕「妊娠させた、男も分かっています。」

僕「嫡出否認の訴えや親子関係不存在の調停をすれば・・・」

僕「勝てる内容です。」

僕「それに、奥さんが貴方との子と主張する事はないはずです。」

僕「男の子と主張するはずです。」

僕「それを理由に、男と再婚したいと考えていると思いますので・・・」


ご主人「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」


僕「離婚をすれば、すべて解決という訳ではないですが・・・」

僕「最終的には、必ずこちら有利になると思います。」

僕「頑張りましょう。」

僕「今現在の証拠で、充分に勝てる内容です。」



ご主人「分かりました・・・」

ご主人「もう・・・離婚しかないんですね・・・」



僕「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」


僕「とにかく・・・頑張りましょう。」



電話を切りました。


僕は・・・

産婦人科から出てきて・・・

お腹を触りながら・・・

嬉しそうに・・・

微笑んでいた、奥さんの姿を思い浮かべていました。


僕「奥さんは・・・」

僕「産むつもりなんだろうな・・・」



僕「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」


僕「奥さんは・・・」


僕「何があっても、子供を守るという、正義が出来てしまった・・・」


僕「奥さんの覚悟は相当なものだろう・・・」



僕「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」



僕「・・・ご主人。」


僕「苦労するだろうな・・・」



僕「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」




その日の調査も滞りなく終わりましたが・・・


いつものように、二人で手を繋ぎ、車まで行き・・・

いつものように、キスをして・・・

いつものように、男は手を振っていたのですが・・・


男が階段を上がっていく後姿は・・・

いつもよりも、うな垂れている印象を受けました。


直感的に・・・

奥さんは・・・

子供が出来た事を、男に話したんだなと・・・

思いました。


男は、奥さんが結婚をしているのを知っています。


男は・・・

奥さんの妊娠を受け入れたのだろうか??


男は・・・

これからおこるバトルを・・・

覚悟したのだろうか・・・


僕「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」



男はまだ20代前半・・・

男には、浮気なんて感覚もなかったのかもしれない。

ましてや、奥さんは結婚をしている・・・

妊娠なんて、考えてもいなかっただろう・・・


僕「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」


僕「これから・・・」


僕「辛い現実が待っているんだぞ・・・」


僕「おまえは・・・」


僕「それに耐える事は出来るのか??」



僕「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」



うな垂れて階段を上がっていく男の背中に向かって・・・

思わず、声をかけそうになりました。


一連の調査が終わりました。


ご主人は弁護士を雇い・・・

奥さんと、男と協議に入りました。


奥さんは、継続的な証拠がある事を伝えると・・・

あっさりと不貞行為を認めました。


また、男の子供を妊娠をしている事も認めました。

奥さんは、慰藉料は払うので、すぐに離婚をしてほしいと求めました。


離婚をして・・・

男と時期をみて再婚をする計画のようでした。

もちろん子供を産むつもりです。


男は・・・

親に泣き付き・・・

弁護士を付けました。

弁護士からは・・・

奥さんとの不貞行為に対しては、こちらの継続的な証拠が決め手で、しぶしぶ認めました。


また・・・

奥さんから、子供が男の子供であるとの証言を録音し、男の弁護士に聞かせた所・・・

男の子供を妊娠した可能性が高い事も認めました。


ただ・・・

不貞に至った原因は・・・

奥さんから男を誘惑し・・・

奥さんから性行為を求められ・・・

断ろうとしても、断りきれなかったとの言い訳でした。


また、それから押しかけ女房のように、料理を作るとか、部屋を掃除するとか、積極的にアプローチをしてきて、行為を持ったという後ろめたさから断る事も出来ずに、ずるずると関係を続けてしまった。


妊娠についても・・・

安全日だと嘘を付き、奥さんが計画的に妊娠に持ち込んだだけであり、男は子供を作る意思は無かった。

今は、中絶をするように何度も、奥さんに伝えているが、聞き入れてくれない。

もし子供が生まれたら、嫡出否認の訴えや親子関係不存在の調停を起こすのであれば、自分の子だと認める発言をする。

ただし、奥さんには別れを伝えており、子供が生まれ、養育費を請求されれば算定表に基いて支払うが、もう二度と会うつもりはない。

男は、仕事を辞め、実家に戻る準備をしている。

こちらもある意味、被害者なのは理解してほしい。

慰藉料に対しては払う用意はあるが、高額は支払えない。

との事でした。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。



僕が見た限りではラブラブだった男でしたが・・・

ご主人に不貞をしていた事を知られてしまい・・・

また、奥さんが妊娠をしている事実を知った男は・・・


奥さんと別れる決断しました。

奥さんから逃げる決断をしました。


親が諭したのかもしれません。

親からみれば・・・

奥さんに、誘惑された、騙されたと感じるのは、自然な考えだと思います。


男も・・・

目が覚めたのかもしれません。



今回の奥さんの浮気で・・・

いったい、何が残ったのだろうか・・・


奥さんの行動によって・・・

ご主人も・・・

男も・・・

人生を狂わされた・・・


でも、結局は・・・

ご主人は、奥さんと離婚をする決断をし・・・

男は奥さんを捨てる決断をした・・・


しかし、奥さんは・・・

このような結末になるとは、想像していなかっただろう・・・


20代前半の男を逃さない為に・・・

自分から性行為を求め・・・

それをきっかけに、アパートに上がり込み・・・

男が断れないように、毎日通い詰め・・・

さらに男が逃げれなくする為に・・・

安全日と嘘付き・・・

子供を作る事によって・・・

子供が出来た事をカードとして使い・・・

ご主人と離婚をして、男と再婚をする事を目論んでいたのだろう・・・


男の子供が、どうしてもほしかったのでは、なかったのかもしれない。

男を逃さない為の手段だけだったのかもしれない。


お腹を触りながら・・・

嬉しそうに・・・

微笑んでいた、奥さんは・・・

子供が出来た事による、純粋な喜びよりも・・・

これで、男を自分の物に出来るとの、喜びの微笑だったのかもしれない。


男と結婚をしたいが為に・・・

子供を作る事を思いついたのだろう・・・


でも・・・

現実は、こんな事になってしまった。


・・・・・・・・・・・・・・・・・。


奥さんは・・・

こんな結末になっても・・・

子供を産んで、未婚の母として、これからの人生を歩んで行くのだろうか??


それとも・・・

計画が失敗に終わったので、子供は必要なくなったので・・・

奥さんは、子供をおろすのだろうか・・・




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。





数ヵ月後・・・

ご主人と話す機会がありました。


ご主人は奥さんから慰藉料を受け取り離婚をしました。

男からも小額ですが慰藉料を受け取ったとの事でした。


男は・・・

実家に帰り、奥さんとは別れ一切会っていないようでした。


奥さんは・・・

会社を辞め・・・

実家にも帰れず・・・

別の地で、一人暮らしをしているようでした。


そして・・・

子供はおろしたと・・・

連絡があったとの事でした・・・


奥さんは・・・

ご主人と男の人生を狂わせ・・・


そして・・・

小さな命を・・・

殺しました。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。



奥さんは、今何を思っているのでしょうか??

ご主人との幸せだった日々を思い返しているのでしょうか??

男との、一時の恋愛を思い返しているのでしょうか??


それとも・・・

小さな命を殺した・・・

償いの日々を・・・

過ごしているのでしょうか??





さらに数ヵ月後・・・

ご主人から連絡が来ました。

ご主人と、元奥さんの共通の友人からの話ですが・・・


元奥さんは・・・

今は、20代後半の男の家に入り浸っていると・・・

嬉しそうに話していたという事でした・・・。





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