かなり、更新が遅くなってしまいました。。。

すみません・・・。


パソコンを触れない日が、これからも続く可能性があります。

少し、更新が遅れ気味になってしまうかもしれません。

どうか、ご理解宜しくお願いします。

それと。携帯からコメントの確認をしていたのですが、携帯からの確認は、慣れていなくて、ミスをしてしまいました。

コメント欄でご迷惑をお掛けしたかも知れません。

すみませんでした。


それでは・・・さっそく本文行きます。

本文の見直しをしていません。。。

後で、修正が入ると思います。

宜しくお願いします。


「最後の・・・戦い・・・」

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しばらくして、声が変わりました。

K子の弁護士の声です。


妻弁護士「お待たせ致しました。」

弁護士「では、さっそく始めたいのですが、K子さんは、そちらに居ますか?」

妻弁護士「はい、います。トランさんは?」

弁護士「こちらで、待機しています。」



僕「・・・・・・・・・・・・・・・・・。」


これだけの会話ですが、何か緊張が伝わってきます・・・。


弁護士「では、最初にお聞きしたいのですが、トランくんの源泉徴収を見たいという、意図をお聞かせ下さい。」

妻弁護士「それは・・・養育費が的確なのか、確認をしたいと思ったからです。」

弁護士「的確ですか・・・。通常よりも高い養育費を支払うとお伝えしたのに、さらに上乗せをするつもりだったのですか?」


妻弁護士「いえ、確認をしたいと思っただけです。」

弁護士「では、確認をして養育費を引き下げするつもりだったのですか?」

妻弁護士「それは・・・・。」



妻弁護士が戸惑っています。

最初から、この話になるとは思っていなかったのでしょう。


弁護士「上乗せする為に、源泉徴収を確認しようとしたと、認識をします。」

弁護士「よろしいですね。」

妻弁護士「・・・・・・・・・・・・・。」



無言です・・・。

こちらの意図を読めきれていないのかもしれません。


弁護士「トランくんは、これだけの条件を提示したのに、さらに源泉徴収を提示され、奥さんが上乗せをする意思を確認して・・・。」


弁護士「かなり、怒っています!!」



僕「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


弁護士「よく考えて下さい。慰謝料請求はしない、財産分与もしない、親権は奥さんに譲り、さらに養育費を通常よりも多く支払う・・・。」

弁護士「ここまで、譲歩しているのに、さらに上乗せですか・・・。」


弁護士「いったい、何を考えているのですか!!」


弁護士「舐めないで頂きたい!!」



妻弁護士「・・・・・・・・・・・・・・。」


弁護士「と・・・トランくんが言っています。」



弁護士さんが、僕を見ました。

そういう・・・言い方をするんだ・・・。



妻弁護士「勘違いをして頂いては、困ります。」

妻弁護士「まだ夫婦である以上、源泉徴収を確認するのは、特に問題はありません。」

弁護士「問題はないですか・・・。」

弁護士「そうかもしれません。」


弁護士「それでしたら、奥さんの通帳関係をすべて公開していただきましょうか。」


妻弁護士「え!?」


弁護士「奥さん名義でも、夫婦の共通の財産ですよね。」

弁護士「こちらも、すべての通帳をお見せしますので。」

妻弁護士「少し待って下さい。財産分与はお互いが、今所有している物は、意義を申し立てないと、話は済んでいますよね。今は、源泉徴収の話です。」

妻弁護士「話をすり替えないで下さい。」

弁護士「あ・・・それは失礼しました。」

弁護士「話が、前後してしまいました。」

妻弁護士「では、源泉徴収の事ですが・・・」

弁護士「いえ、源泉徴収以前に、話が前後してしまいました。」

妻弁護士「・・・言っている内容が理解出来ませんが・・・。」


弁護士「・・・・・・・。」



僕をまた、見ました。

言う・・・つもりなんだ・・・。



弁護士「養育費の上乗せの為に、源泉徴収の開示を要求してきた事に対して、甚だ遺憾です。」

弁護士「よって・・・。」

弁護士「今までの、協議をすべて白紙に戻し、再度協議をし直す事にします!!」



妻弁護士「なんですって!!」



妻「何を言ってるのよ!!」




妻の声が・・・電話越しから、聞こえました。

K子は、本当にそこにいるんだ・・・。

電話が、急に保留音になります。


・・・・・・・・・・・・・・・・。


しばらくして、保留が解除になりました。

何か、話し合いをしたのか・・・

それとも、K子が急に大声で話したので、その事を止めたのか・・・


妻弁護士「内容の理解が出来ませんが・・・。」

弁護士「依頼者のトランくんは、これからの自分の生活を犠牲にしてまで、高い養育費を支払う事を決め、さらに奥さんを許し、奥さん、子供さんの事を考え、慰謝料の請求も求めず、財産分与関係・・・家財家具、また奥さんの通帳関係もなにも請求せずに、離婚をする予定でした・・・。」

弁護士「しかし!!その行為に対して、さらに養育費の上乗せを求めるとはどういう事ですか!!」


弁護士「恩を仇で返すとはこの事です!!」



弁護士「よって・・・今までの協議を白紙に戻し・・・。」


弁護士「あらためて、慰謝料請求!財産分与!そして・・・親権を求めます!!」



僕「・・・・・・・・・・・・・・・・!!」




そこまで・・・言うのか・・・。


妻弁護士「そ、それは・・・話が違うではないですか!!横暴すぎます!!」

弁護士「話が違う??横暴??」

弁護士「別に、文書で交わした訳ではありません。それに、まだ交渉中です。そちらもそれ以上の条件を求めてきたではないですか!!」

弁護士「こちらは逆に条件を下げただけです!!」

弁護士「何か、問題でもありますか?」


妻弁護士「それは・・・」


よく聞こえませんが、電話越しでK子が何か言っているようです。


妻弁護士「一度、電話を切ります。よろしいですか?」

弁護士「結構です。そちらからかけ直して下さい。」



電話が切れました。


僕「あそこまで、強く言っていいんですか?」

弁護士「あそこから、交渉に入ります。」

弁護士「すべてを否定して、再度一から交渉に入ります。」

弁護士「私は、最大限、有利になるように交渉をします。」

弁護士「次の電話から、かなり具体的な話が出ます。」

弁護士「ですが・・・最後の意志はトランくん。あなたの意思を尊重します。」


弁護士「トランくんの意思が重要になってきます。」

弁護士「白紙に戻しての交渉は何度も出来ません。今日で最後と思って下さい。」

弁護士「その上で、トランくんの本心・・・。トランくんのこれからの人生を、よく考えて結論を出して下さい。」

僕「・・・わかりました・・・。」



思っていた以上に、事の重大さを感じます。

ここまで、僕の為に交渉をしてくれる弁護士・・・

そして、Aの言葉・・・

また、みんなが助けてくれて、今の僕がいる事を、あらためて認識します。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

がんばるしかない・・・

助けてくれた・・・みんなに報いる為・・・

両親、家族の為・・・

なによりも・・・僕自身の為に!!



電話が鳴り響きました。

妻の弁護士からです。


妻弁護士「今、K子さんと話をしました。」

妻弁護士「前回の条件で、K子さんは良いと言っています。」

妻弁護士「その条件で、お願いします。」

弁護士「・・・・・・・・・・・・・。」


弁護士「おっしゃっている意味が理解出来ませんが。」

弁護士「何度も言っているように、白紙に戻したのです。」

弁護士「その上で、こちらの条件を出します。」


弁護士「まず、慰謝料請求・・・500万!!」


弁護士「そして、財産分与もしっかりとして頂きます。」


弁護士「もし、財産分与をしないのであれば、その代り、別に、200万を請求します。」

弁護士「また、親権も求めます!!」

弁護士「当然、親権がこちらならば、養育費は請求しますので。」


弁護士「子供さんの為に、そちらも高い養育費を請求してきたのでしょう。それならば、こちらもそれなりの養育費を請求します。」


そこまで・・・請求する形を取るんだ・・・。

予想以上でした・・・。

でも・・・ついていかなければ・・・。



妻弁護士「それは、いくらなんでも、横暴すぎませんか!!」

弁護士「横暴??何を言っているんですか?」

弁護士「当然の権利です。」

弁護士「そちらが、求めたようにね。」


妻弁護士「・・・・・・・・・・・・・・・。」

弁護士「トランくんを甘く見すぎたみたいですね。」


弁護士「あなた方はやりすぎました。」

弁護士「そして、これは・・・」

弁護士「トランくんだけではなく、私との戦いでもあると思って下さい。」


弁護士「弁護士さん!!」



妻弁護士「・・・・・・・・・・・・・・・・。」

弁護士「それでは、この条件を奥さんに伝えて下さい。」

弁護士「あ、聞こえているようですけどね。」

妻弁護士「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」



妻の弁護士さんは、しばらく無言でした。

好条件で交渉が出来ると思ったのでしょう・・・。

ここまでの切り替えしをするとは、思っていなかったのでしょう・・・

電話越しでも、明らかに戸惑っているように感じました。

弁護士さんが、急にメモ用紙に何かを書きました。


僕は、それを読みます。


「ここから、交渉が始まります。妥協点を見つけて下さい。」


僕「・・・・・・・・・・・・・・・。」


僕は、静かにうなずきました。

ここから、本当の戦いが始まるんだ・・・。

僕の、まだはっきりしない、本心を一生懸命確認をしていきます。


弁護士「前回と・・・まったく話が違い、戸惑っています・・・。」

妻弁護士「確認をしたいのですが、それはトランさんの意思で間違いはないのですか?」



弁護士さんが、僕を見ます。

僕は・・・

静かに・・・うなずきました・・・。


弁護士「もちろん。トランくんの意思です。最大限の譲歩をしたのに、奥さんが反省をしなくて、あまりにも理不尽な条件を出してきましたので、トランくんは考え方を変えました。」

弁護士「この条件を提示します。」

弁護士「その事を踏まえて、検討をして下さい。」

妻弁護士「・・・・・・・・・・・・・・・・。」


弁護士「奥さんのしてきた、不貞行為、またその他の事を含めても・・・」

弁護士「慰謝料請求、財産分与は、トランくんの当然の権利です。」

弁護士「それは、理解して頂いていると思います。」

妻弁護士「・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

弁護士「また、親権に対しても、譲る気持ちはないとの事です。」

妻弁護士「・・・・・・・・・・・・・・・・・。」



僕は・・・

だんだんと、心が・・・痛くなってきました・・・。

一度は、K子の条件を呑んだのに・・・

それを、差し戻して、再度有利になろうとしている・・・

これで・・・いいのだろうか・・・

弁護士さんは、僕の為に、限界まで条件を出して、戦っている・・・。

それは・・・理解できました・・・。

感謝しかありません。

でも・・・

心が痛いのは・・・

なぜだろう??

ここまで、来ても・・・

まだ、僕はK子に情があるのだろうか・・・。

それとも、まだ、自分の為にいい人でいたいのだろうか・・・。

自分の本心が・・・見えない・・・。

今まで・・・沢山の人に助けてもらった・・・。

それは・・・よく分っています。

その人達の為にも・・・

両親の為にも・・・

自分の為にも・・・

情を棄て・・・

自分の事だけを考えて、最後の戦いをしないといけない・・・

それも、よく分っています。

でも・・・

なんだろう・・・


この・・・


心の痛みは・・・



「・・・・・・・・・・・・・・・・。」



こんな、気持ちで・・・

僕は勝てるのだろうか・・・

この・・・最後の戦いに・・・。




「・・・・・・・・・・・・・・・・。」



その時・・・


妻弁護士「一つ、提案なんですが・・・」

弁護士「何でしょうか?」

妻弁護士「ここまで、お互いの条件が違うのであれば、本人同士一度、話し合いをしたほうがいいのではないでしょうか?」


弁護士「本人・・・同士ですか。」


え!?


思いがけない事を言われました。

弁護士さんは、少し不安そうな顔をしながら僕を見ます。


「・・・・・・・・・・・・・・・。」



どうする??

この気持ちのまま、僕はK子と話していいのだろうか・・・。

この気持ちのまま、僕はK子と戦っていいのだろうか・・・。

でも・・・

逃げる事は出来ない・・・。

これは、僕と、K子の戦いなんだ・・・。

僕が、逃げる事は許されないんだ・・・。


これは・・・僕と、K子の事なんだ!!


僕は・・・弁護士さんにうなずきました。




でも・・・

弁護士さんは、電話を保留にします。



弁護士「大丈夫ですか。トランくん。」

弁護士「断る事もできるのですよ。」

弁護士「これは、トランくんの性格を知り尽くし、直接奥さんと話をさせた方が交渉が上手くいくと、考えた奥さんの弁護士の作戦だと思います。」

弁護士「今のトランくんに、奥さんと直接話す事は、あまりお進め出来ません。」

弁護士「今、奥さんと話をすると、奥さんの条件を受けてしまうのが、正直心配です・・・。」

弁護士「私から、話を進める事も出来ます。」



僕「・・・・・・・・・・・・・・・・。」


弁護士さんの言葉に・・・しばらく悩んでしまいました。

弁護士さんの言いたい事はよく理解出来ます・・・。

でも・・・


僕「妻と・・・話し合いをさせて下さい。」

僕「弁護士さんに、すべてをお任せする方が、いいのかもしれません・・・。」

僕「でも・・・そうすると、僕は一生後悔をするの事になるかもしれません・・・。」

僕「自分の事です。」


僕「夫婦としての・・・最後の話し合いになると思います。」

僕「K子と・・・夫婦の最後の話し合いをさせて下さい。」

弁護士「・・・・・・・・・・・・・・・・。」

弁護士「わかりました。」


弁護士「そこまで、トランくんが言うのであれば、これは、トランくん自身の事です。」

弁護士「今までの、離婚バトルを思い出し、よく考えて発言をして下さい。」

弁護士「しかし、これから言った発言は、取り返す事は出来ないのです。」

弁護士「私の言っている意味は、わかりますか?」


僕「はい・・・わかります・・・」



弁護士「わかりました・・・それでは・・・」


弁護士さんは、保留を解除にしました。


弁護士「トランくんは了承しました。」

弁護士「電話をトランくんに変わります。」

妻弁護士「わかりました。電話をK子さんに変わります。」


僕「・・・・・・・・・・・・・・・。」



弁護士さんが、電話をわたしてくれました。

僕は、電話を変わりました。


僕「もし、もし・・・」



妻「お久しぶりです・・・。」



K子が出ました。

久しぶりにK子の声を聞きます。

その声は・・・

冷静で、落ち着いているように感じました・・・。



妻「あなた・・・いったい、どういうつもりなんですか。」



僕「・・・・・・・・・・・・・・・・。」



K子と僕・・・



夫婦としての・・・



最後の・・・話し合いが・・・





始まりました・・・。



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