取引先の事務のおばちゃんから呼び出しがありました。


おばちゃん「一度こっちに来て下さいね。夕方ぐらいに」

僕「どんな内容ですか?」

おばちゃん「仕事の話じゃないけど、相談したい事があるから。」

僕「・・・・わかりました。」


なんだろう?そんなに親しい人でもなく、呼び出されたのも初めてです。

夕方、おばちゃんが仕事が終わるぐらいに行きました。


おばちゃん「ここじゃ何だから、喫茶店でも行きましょう。」

僕は多少の不安を抱えながら、一緒に喫茶店に行きました。

何だろう??このおばちゃんもしかして僕に気があるのかな?

「ゾクッ」と寒気を感じながら、喫茶店に行きます。


喫茶店に着くと・・・

おばちゃん「おまたせしました。」

と・・・喫茶店にいた一人の女性に声をかけました。年は30代後半ぐらい、なんか派手な格好してます。

(はまった!!これはもしかしてお見合いか!?)

(おばちゃんは僕が離婚した事を聞きつけ、おせっかいをしてるんだ!!)

(困った・・・。どうやって断ろう・・・。)


おばちゃん「この人、田中さんって言うの。まあまあ座って、座って」


隙を見て逃げようと目論んでいる僕の腕を掴んで、強引に座らさせられました・・・。


僕「始めまして。田中さん・・・」

嫌でしたがここは営業スマイル!!自分に言い聞かせ、とりあえず挨拶・・・。

おばちゃん「田中さんって、すごい知性のある人なんですよ。」

僕「はぁ〜そうですか・・・。」

おばちゃん「で、トラン君の事を話したらすごい興味をもたれてね・・・。」


(おせっかい!!)


おばちゃん「で・・・。この田中さんに相談すればトランさんも心が楽になるじゃないかと思って。」

(だから、おせっかい!!ん!?心が楽になる・・・??)


おばちゃん「これからの人生の方が長いから、相談したほうがいいわよ。」

(・・・なんか話が見えないんですけど・・・。)


僕「えっと・・・。どんな相談なんですか??」

おばちゃん「やだね〜。トランさんが相談するんだよ。田中さんは良心的でとっても親身になってくれるから。」

(こ、これは・・・保険の勧誘か!?)


僕「すみません。話が見えないんですけど・・・。」

田中さん「トランさん・・・。」

僕「は、はい。」


初めてしゃべりました。なんか暗そうな感じです・・・。


田中さん「あなた・・・。」




「悪霊が憑いている!!」





(そうきたか〜〜〜!!)


その後・・・一時間ぐらい話を聞かされました・・・。

すべての災いはその悪霊のせいだと・・・。私なら祓う事ができると・・・。このままだとまた不幸になると・・・。

おばちゃんは目をキラキラさせて田中さんの話を聞き入っています。

お、おばちゃん・・・・。目が逝ってるよ。。。僕を巻き込まないで・・・。

結局、考えますと言って、逃げるように出て行きました・・・。

その後、断るのに苦労しましたよ・・・。ホント・・・。

世の中いろんな人がいますね〜。


では・・・・「弁護士探し」言ってみましょう〜。

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弁護士・・・。弁護士ってどうやって探すんだろう??

とりあえずネットカフェで探偵さんが言っていた、「弁護士会相談センター」を検索。

すぐに見つかりました。僕の住んでいる所の近くだと、30分相談料5000円で、予約制だそうです。

30分5000円か〜高いな。。。と思いつつ、他に方法はないので、電話をします。弁護士関係に電話をするのは初めてなんで、緊張しました。


僕「もしもし、弁護士さんに相談したいんですけど・・・。」

女性「予約制となっております。ご相談者はご本人でしょうか。」


きつそうな女性の声です・・・。


僕「本人です。」

女性「どのようなご相談内容か簡単に教えて頂けますか。」

僕「言わないとダメなんですか?」

女性「いろんな分野の弁護士がいますので・・・・。」


冷たい言い方です・・・。


僕「妻の浮気に関してですが・・・。」

女性「わかりました。日時は土曜日の14時からでよろしいでしょうか?」

僕「よろしいです・・・。」


この後、僕の名前や住所を聞かれ電話を切りました。

(僕が弁護士と会うのか〜。一生縁がないと思っていたのに・・・。なんか不思議な感覚です。)

そして土曜日・・・。


ドキドキしながら着きました。

僕「すみません。14時に予約しているトランです。」

女性「こちらに必要事項を書いてお待ち下さい。」

なんか小奇麗な事務所です・・・。

待合席には僕以外に二人座っていました。

一人は50代後半ぐらいのおじさん。なんか見るからに人生疲れていそうです・・・。

もう一人は40代ぐらいの女性。この人もなんか人生疲れているみたいです。「ブツブツ」一人事を言っています。

(相談に来る人って、やっぱり人生に疲れてるのかな。僕見たいに・・・。)

時間がきて、呼ばれました。


女性「トランさんこちらにどうぞ。」

女性の案内で個室に入ります。

そこには・・・弁護士さんが座っていました。。。

メガネをかけて、40代ぐらいのいかにも弁護士って感じです。


弁護士「お座りください。」

僕「始めまして、よろしくお願いします。」


弁護士さんは僕が先ほど書いた書類に目を通しています。

弁護士「最初に言っておきますが、30分しか時間がありませんので、的確にお願いします。」

なんか冷たい、見下ろしたしゃべり方です。

僕「わかりました・・・。」

僕は事の内容を話始めました。


探偵を使った事。証拠を撮影できた事。相手に責任を取ってもらいたい事などを・・・


弁護士「探偵まで使ったの?よくやるね〜。」

明らかにバカにした言い方です。。。


僕は今までは弁護士は正義の味方、弱いも者の見方というイメージがありましたが、違いました。

これは後でもいろいろ経験して実感しましたが、弁護士は結局「商売」です。慈善事業なんてやりません。最後は「お金」が出てきます。すべての弁護士がそうだと言いませんが、僕が出会った弁護士は少なくてもそうでした。別に弁護士が悪いとは思いませんが・・・。弁護士も人を何人も抱えて給料を払わないといけないし、事務所維持のお金も掛かります。儲からない事をしていれば、当然、弁護士事務所は潰れます。


どこの世界も最後は「金」です。


弁護士「慰謝料請求っていっても、結構時間かかるよ〜。」

僕「時間がかかっても責任を取って貰いたいです。」


弁護士「トランさんはどんな仕事をされてるんですか?」

僕「僕は普通の会社員ですが・・・」

弁護士「仕事中に何度も来てもらう事もあるし、仕事にも差し支えるよ。奥さんと一度話し合ったら?」


明らかに、こいつは金がなさそうだから、やりたくないという姿勢が見えます。やる気がないというか、こんな事ぐらいで相談に来るなといった態度が見れます。

なんか段々腹が立ってきますが、我慢です。。。


僕「それでも、弁護士さんを通してはっきりさせたいです。相手には責任を取ってもらいたいです!!」

弁護士「そうは言ってもね〜。結局弁護士費用の方が高くつくよ。」


(こいつは・・・いったい何様だ!!)


僕「それでも!!相手は社長で社会的責任もあるんだから、責任を取ってほしいんです!!」




「キラッ・・」




弁護士の目が明らかに変わりました。


弁護士「そう〜。不貞相手は社長なんだ。大きい会社の社長?」

僕は帝国データーバンクなどの資料を見せます。



「キラキラッ・・・」



弁護士さん。。。目の色を変えて覗き込みます。

(分かりやすいよ・・・。弁護士さん・・・。)

弁護士「年商18億円なんですね。社長なのに奥さんと不貞行為なんて許せませんね。」

(おいおい・・・。さっきと言ってる事がちがうよ。。。)


弁護士「不貞行為の証拠の撮影もあるんなら、こちらが有利ですね。慰謝料請求は十分できますね。報酬として慰謝料からある程度頂きますが、よろしいですか?」

僕「それは別に構いませんが・・・。」


ここで30分が来てしまいました。

弁護士「今日は時間がないから、ここまでですが、トランさんもお辛いですね。これは私の名刺です。後日詳しい事をお聞きしたいので連絡下さい。私の事務所で今後の事を決めて行きましょう。」

(最初と態度が違〜〜〜う!!)

弁護士と別れて、事務所を出ます・・・。


これが弁護士の実態か!?

弁護士のイメージがガラガラと崩れて行きました。




「おまえの所なんか二度と行くか!!」



ビルを見上げながら名刺を破り捨てました・・・。

「弁護士探し」・・・結構大変です。。。

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