さて・・・。

前回の続きです。

妻が出て行き、窓から出て行く様子を見ていると、妻が運転しながら電話をしているのが見えました。


 
 「やっぱりあやしい!?」


でも心のどこかで、妻を信じてる自分がいます。

というよりは、事の重大さをまだ認識していなかったと思います。


さてと・・・。


「パソコンON!」


「ココセコム検索入力!」


妻の車は・・・。位置情報では道路の上。でもなんでそんな方向に走るのだろう?

「あっそうか。色々まわりたいと言っていたから、遠くまで買い物いくんだ。」

と自分で自分を安心させている僕がいる・・・。

「あやしい」と思っている自分と

「信じたい」と思っている自分・・・。またココセコムを設置した事を後悔している僕がいました。

それでも「カチャカチャ」とキーボードを叩きながら位置情報を次々と確認していきました。

(この時は一回105円かかるとの思考はなくなっていました)

何回目?十何回目?何回検索したか忘れましたが、妻の車が止まり、動かなくなりました。



「嘘だろ??」「何でここに止まるんだ?」


「きっと気分転換で止まったんだ・・・。」


「そうに決まっている!!」


「子育てに疲れてるから、ゆっくりしたいんだ。」

「妻だってボーッとしたい事があるだろうし・・・」


「自然を見ると心も休まるしな〜。」



そう・・・。そこは近くに買い物する所なんてなんにもない。



「公園の駐車場です!!」



それからまた位置情報の確認・・・。

10分・・・「カチャカチャ」 まだ止まっている。

20分・・・「カチャカチャ」 まだ止まっている・・・。

40分・・・「カチャカチャ」 まだ止まっている・・・・・・。

60分・・・「カチャカチャ」 まだ止まっている・・・・・・・・・!

90分・・・「カチャカチャ」 まだ止まっている・・・・・・・・・・・・!!!



「おかしい!!!???」



いくらなんでもおかしい!!そう思いませんか??

いくら自然が好きでも!!(妻はそんなに好きじゃない。)

いくら心を休めたくても!!(妻はそんな性格じゃない。)



「絶対おかしい!!!!!!」



これはやっぱり「浮気?」「待ち合わせ?」いろんな考えが巡ります。


 
「これは確かめるしかない!!」



その時・・・。「おぎゃ〜。おぎゃ〜!!」


子供がおきた・・・。そう僕は子供と一緒なんです。

子供を無理やり車に乗せて、確かめに行く事は出来ない。

だってまだ数ヶ月。チャイルドシートは妻の車しかついていない。


「確かめに行けない〜〜。。。」


僕はバカだったかも。いくら場所を特定できても行けなかったらどうしようもない。

それこそラブホテルでも行ってもらわない限り。



「どうしよう。。。」



あきらめるしかないか・・・。でも今確認しないと次がないかも・・・。

色々悩んだ末、恥をしのんで友人Aに相談しました。


A「暇だし、そこまで行って確認してあげるよ。」


もつべきものは「友人」です!!

だって友人Aは近くに住んでるわけでもないし、高速で1時間ぐらいかかる場所なんだから。

僕「すみません。お願いします。」敬語を使ってしまった。

それぐらい切羽詰っていたと思います。


A「今からすぐ出るから、デジカメ持ったし、双眼鏡もったし完璧だよ。」


・・・もしかして楽しんでる??

でもいいや確かめて!!


結局車が止まってからちょうど3時間と10分。

友人Aもココセコムを確認して(携帯でも使えるよん)到着。

A「プルプルプル〜。もしもし車確認しました!車内には人の気配がありません!近くを調査いたします!」

(やっぱり楽しんでる??)

A「公園内も人影がありません。あ、隊長!!おじさんが犬を散歩してます!!」

(それは違うって・・・。やっぱり楽しんでる・・・。それに隊長って、探検隊じゃないんだから。)

A「近くにはいないので、自分の車内で対象車の張り込みを開始します!!」

(分ったから真面目にしてね。。。)

それから5分・・・。


A「隊長!!大変です!!大変な事が発覚しました!!」


僕「なに!!!なにかあったの?」

A「この携帯、私からかけてました!!かけ直して下さい!!」


(わ・か・り・ま・し・た!!!)


携帯をかけ直しました。

「プルプルプル・・・。ブチッ!!」

きられた・・・。再度かけ直す・・・

「プルプル・・ブチッ!!」

もう!!なんなんだろう再度かけ直す「お客様の携帯・・・」

留守電になってる!!そのあと何度かけ直しても留守電です・・。

あーもう、Aバッテリーなくなったか??

それから5分・・・。Aから着信「プルプルプル〜もしもし・・・」

僕「なんで携帯つながらなかったの?」



A「俺とんでもない事見てしまった・・・・」



僕「え!!なに?なにを見たの!!」


この後友人Aの話を聞いて愕然としました・・・。

これは現実か・・・それとも悪い夢か・・・。

ふざけていた友人Aの声が震えていました・・・。

「トラン・・・。本当の事だよ。俺はみたんだよ・・・。」

その言葉に現実の重みを認識しました。

僕「はははっ・・・。現実なんだ・・・。」

ボソリと呟き・・・子供を抱きしめてました・・・。

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